「Breaking Down」第8.5大会が7月1日に行われ、第7試合のメインイベント「超10人ニキvs.こめお」は、延長6ラウンド(試合では7ラウンド)、こめおの顔面飛び膝蹴りで超10人ニキがダウン(ダメージは感じられず体力が無くなり)こめおがKO勝利した。
メインイベントまで実力者、プロ格闘家が戦う緊張感溢れる試合。いわゆる事実上の「格闘技」。こちらの評価も高かったが、エンタメ枠の「超10人ニキvs.こめお」も、「これぞブレイキングダウン！」と盛り上がった。
「こめおさんめっちゃ好きなんで」
株式会社Breaking Downの朝倉未来社長（30）は対戦前、超10人ニキに実力が付き体重差も20キロあるとし、超10人ニキが有利としていた。試合が始まると、10人ニキが体格差を利用しこめおを追い詰めるシーンも。先にガス欠になったのがこめお。2人には「休憩」するようなシーンもあった。結果的に延長6ラウンド、こめおの顔面飛び膝蹴りが炸裂。超10人ニキはマットに沈む。こめおは、マイクパフォーマンスでうまく言葉が出なかった。フラフラだった。一方、回復し元気そうな超10人ニキ「こめおさんめっちゃ好きなんで」。この様子が、これまでの「Breaking Down」を象徴していた。
「俺は何も言ってないよ」
試合に負けた方が引退、を賭けた試合。こめおはマイクパフォーマンスで、
「負けたら引退って、めちゃくちゃ怖かった。自分の価値が失われるんじゃないかと思って。でも、10人ニキには引退してほしくない」
超10人ニキは、
「もし視聴者の皆さんが許してくれるならBreakingDown 9とか、またオーディションを盛り上げていけたらなと思います」
とした。
「未来くん、どうですか？ 今後も10人ニキと一緒にBreakingDownに出続けたいです」
とこめおが進言すると、未来社長は、
「面白かったし、いいんじゃない！？」
と了承した。未来社長は、６月25日配信の自身のYouTubeチャンネルで、
「（負けた方が引退する）そんなこと勝手に言ってたね。俺は何も言ってないよ」
としていた。
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