人気格闘家の皇治選手(33)。キックボクサーとして最後の試合という触れ込みがあった2022年5月7日の試合。延長の末判定負けを喫した。試合後に新たな「進路」の発表は無かった。すると14日、大会を主催したHEATはルールに誤りがあり皇治選手の勝利だったと記録変更を発表した。YouTuberのシバター(36)は14日、自身のYouTubeチャンネルで、「判定負けが判定勝ちに覆るなんて、聞いたことねえよ!!」とバカにした。
次の進路発表前提の「噛ませ犬」だった?
皇治選手は7日開催の格闘技イベント「HEAT50」のメインイベンターとして登場。対戦相手は元WPMF世界スーパーバンダム級王者のダウサコン・モータッサナイ選手(31=タイ)。もちろん実力者なのだが階級が皇治選手より下のため、キックボクシング最後の試合を飾り、新たな「進路」を発表するための「噛ませ犬」と、ファンの間で囁かれていた。皇治選手はMMA(総合格闘技)に転向するのではないかとされている。試合は3ラウンド行われ、30-29皇治、30-29ダウサコン、29-29ドローと決着が付かず延長戦に。そして0‐3で皇治選手が敗れた。皇治選手は11日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、これまでの恩を返せずに「情けない」。相手を舐めた結果であり、「自分自身に納得がいっていない」と肩を落とした。ところが14日、HEATは皇治選手の勝利と記録変更した。
「皇治は本当に恥ずかしい野郎だな」
HEATの発表によれば、今回の試合は特別ルールで契約されていた。どちらか一方のみに10を付けるマストシステム(10-10もあり得る)で、結果的に延長戦は行わない。ところが特別ルールの伝達と確認が不徹底で、延長戦まで行ってしまった。再集計した結果、本戦の3ラウンドは皇治選手が30-29、30-29、29-29で勝利。延長戦は無効、とした。シバターは14日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、
「皇治!皇治!本当に恥ずかしい野郎だな。判定負けが判定勝ちに覆るなんて、聞いたことねえよ!!」
とバカにした。まるで皇治選手サイドが政治力を使って覆させた、と言いたげな素振りだった。ネットでは、確かに本戦3ラウンドは際どいながら皇治選手が優勢だった。しかし、内容がしょっぱいものだったため、延長戦で皇治選手のド派手なダウン勝ちを期待し、花道を飾らせてあげたい。だからルールを無視したのではないか、という憶測がある。そして、「これでは格闘技界の信頼が失われる」といったHEAT事務局批判が起きている。
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(リンク)
皇治チャンネル「ダウサコン・モータッサナイ選手との対戦も収録」
https://www.youtube.com/watch?v=jm372EjUaew
PROWRESTLING SHIBATAR ZZ「判定負け→勝ちに覆った皇治さんに謝罪します」