大ヒットアニメ「鬼滅の刃」について書いた毎日新聞のツイッターが「炎上」中だ。筆者は週刊誌「サンデー毎日」元編集長の山田道子さんで、原作を読み映画も観たというのだが、記事の内容がデタラメで「特定の思想」に無理やり繋いでいるという。しかもこの記事は途中から有料になっていて、「見出しで読むのをやめた」「カネ払う価値ない」とけんもほろろだ。いったいどんなことが書かれているのだろうか。

 

「鬼滅の刃」の男女観?「二人は兄妹だろ!!!」

 

山田さんの記事は毎日新聞電子版の「経済プレミア」に2020年11月16日に掲載された。見出しが「これじゃあ男もしんどくない?『鬼滅の刃』の男女観」というものだが、ここですぐに突っ込みが入った。

「男女? 基本が兄妹の話だということくらい、オビで知ってる」

さら記事の本文には、この作品の紹介として、

「鬼になってしまった妹竈門禰豆子を救うため仲間と共に鬼と戦う物語」

とある。実はこの作品、「男女」を描いているのではなく主役の「兄妹」を描いていて、鬼に家族を殺され生き残った兄妹が共に鬼と戦い、兄は鬼になった妹を人間に戻す方法を探し求める、という内容だ。

 

そして現在「炎上」している毎日新聞の公式ツイッターには16日に同記事の紹介文が書かれていて、

「禰豆子は基本『助けられるヒロイン』だし、『男は強くなければならない』というメッセージがいっぱい…元サンデー毎日編集長の山田道子さんは大ヒット公開中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を見て、男性と女性の描かれ方が気になりました」

となっているため、「絶対、原作読んでないよね」「映画も見てないのバレとるよー」などと批判が殺到したのだ。

 

結論から記事を書き始めるのは毎日新聞のやり方?

 

毎日新聞の公式ツイッターには、

「??助けられるヒロイン? デタラメ過ぎ〜 戦うヒロインだし助けもするし」

「よくこんなテキトーな事が言えるもんだと… これでギャラ貰えるって、どんだけ楽な仕事なんだか」

「左翼のいつもの手口で、自分の思い込みを社会の事象に勝手に当て嵌めるというものです」

「毎日新聞の目線になれば これだけ事実が歪まされるという良い例だと思いますぞ〜♪ 結論から記事を書き始めるのは毎日新聞のいつものやり方ですぞ〜♪」

などといったことが書き込まれた。

この記事は途中から有料記事になっていることも問題視され、

「これで有料記事って…ねぇ?」

「あとは有料記事だったので読んでません」

という感想も書き込まれている。

 

(リンク)

毎日新聞電子版「経済プレミア」2020年11月16日「これじゃあ男もしんどくない?『鬼滅の刃』の男女観」

https://mainichi.jp/premier/business/articles/20201112/biz/00m/020/025000c