ノリなのか大真面目なのか分からないがロックバンド「THE ALFEE」(ジ・アルフィー)が大ヒット曲「星空のディスタンス」(1984年)のコロナ禍版「星空のソーシャルディスタンス」をDC化し発売したとネットで話題になっている。

アルフィーは2020年10月から12月まで放送されたドラマ「記憶捜査2～新宿東署事件ファイル～」(テレビ東京)の主題歌を担当、そのCDマキシシングルが12月9日に4形態で発売され、「初回限定盤C」にそれが入っている。

 

「2020 FNS歌謡祭」で阿佐ヶ谷姉妹と一緒に披露した

 

「星空の下のディ～スタンス～守ぁ～もろうよソーシャルディスタンス～さ、え、ぎ、る、コロナぁ乗り越えて～」

そんな感じの歌詞で始まるこの曲は、実は、12月9日放送の「2020 FNS歌謡祭 第二夜」内で、アルフィーとお笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」によって披露された。

もともと「ソーシャルディスタンス」という言葉が出て以降、「『ディスタンス』といったらTHE ALFEE『星空のディスタンス』」というのは一部では有名なギャグだった。それが「FNS歌謡祭」で披露され、「ネタとして笑える」などとネットで評判になったわけだが、まさかCD化され発売されるなどと予想する人はあまりいなかった。

 

「これだからアルフィーファンはやめられない！w」

 

実際のこの替え歌のタイトルは「星空のディスタンス（抗コロナ編）」。タイトル「Joker -眠らない街-」CDシングルが 4形態で9日に発売されていて、「初回限定盤C」に入っている4曲中の1曲なのだ。

アルフィーはライブ中心のバンドとして知られ、近年では年間60公演をこなしている。しかし今年はコロナ禍でコンサートが開けない。8月24日、25日の2日間連続で無観客ライブを行ったものの、「お客さんからパワーがもらえない」などとしっくり来なかったようだ。それだけに早くコロナが収まって欲しいという、そんな願いが込められた替え歌なのだろう。

ネットでは、

「かっけー」

「これだからアルフィーファンはやめられない！w」

「アルフィーの三人も楽曲も好きだが、下手に恰好つけないとこが更に格好いいおじさんだよな、この人たち」

といった感想が出て大盛り上がりだ。

 

(リンク)

THE ALFEE ソーシャルディスタンス 「 アルフィー / 星空のディスタンス 」

https://www.youtube.com/watch?v=eJCtAOnx4Cs