興行収入が400億円を超えた超ヒット映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のBlu-ray/DVD の発売が2021年6月16日と迫った。こうした商品の場合、販売店各社が独自の特典を付けて「完全生産限定版」として販売する。
特典欲しさに各社の限定版を買い集めるマニアもいるなか、販売店の一つ、ufotable(ユーフォーテーブル)の煉獄杏寿郎アクリルスタンドが、サンプルとして表示されていたものと違っているとTwitterが「炎上」中だ。
煉獄杏寿郎のアクリルスタンド「かっこよすぎる」
Ufotableの「限定版」には複製原画、イラストカード、ポスター、そして映画の主要人物、煉獄杏寿郎のアクリルスタンドが付く。値段はBlu-rayが税込み1万2870円、DVDが同1万1770円だ。「通常版」の約3倍の値段だ。このアクリルスタンドはサンプルが発表された時は非常に評判がよく、3月15日、予約開始日のUfotableのTwitterには、
「煉獄さん、カッコ良すぎて涙が出てくる」
「なんとしてでも煉獄サンを我が家へ御迎えしたい!!」
「煉獄さん、めっちゃカッコいいよぉ わたしの責務は、もう全うしました(購入) あっ! まだ、お家に煉獄さんを迎えてないから、まだかぁ…」
などといったリプと、予約購入者が殺到しているためサーバーに繋がらない、といった悲鳴も出ていた。ところが、5月21日、Ufotableはこのアクリルスタンドに関し「お詫びと訂正」を出したのだ。
ufoの丁寧なアニメ作りと細かい技術力を信頼してたのに、、、
そこには、
「『光る 心を燃やせアクリルスタンド』の台座サイズ表記に誤りがあることが判明しました。 お客様の混乱を招き、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、下記に訂正させていただきます」
と書かれ、台座のサイズを幅150ミリから65ミリに訂正した。そして写真をTwitterにアップしたところ、先に発表したサンプルと別物になっている、と大騒ぎになった。煉獄の足が台座からはみ出しているだけでなく、全体のフォルムもサンプルに比べ雑になっている、というのだ。UfotableのTwitterには、
「あり得ない!!どこかの国でも有るまいし!!」
「予約完了して支払いも完了してからのこの変更は酷すぎます。当初のデザインに戻してください」
「サンプル詐欺ですか?サンプルと記載しておけば実物と差異があっても良いとお考えですか?私が欲しかったのはこちらの商品であって、チープな実物ではありません」
「ufoさんの丁寧なアニメ作りと細かい技術力を信頼してほかの店舗ではなくufoさんで購入したのですが・・・流石にこれは、、、 高い買い物なのでショックですね。このクオリティなら、違う特典のを買っていました」
などが並び、「炎上」している。ツイッター内では「修正希望(後発送可)、不可ならキャンセル対応希望」といったアンケート調査も行われ、殆どの人がこれに賛同している。5月25日午後6時の段階でUfotableは何も回答していない。
(リンク)
Ufotable「劇場版 鬼滅の刃」の「限定盤販売」ページ
http://www.ufotable.com/kimetsu/bddvd/mugenressha/
Ufotable「炎上」の公式Twitter