第72回NHK紅白歌合戦(2021年12月31日放送)の第2部視聴率が関東地区で34・3%(関西地区35・0%)と視聴率調査が始まった1962年以降過去最低となった(ビデオリサーチが2日発表)。

19年の視聴率は同37.3%、20年は同40.3%だったことから、一気にテレビ離れが起こり、YouTubeやNetflix などネットに流れた、とは断定できない。紅白が過去最低なのはこれまで対抗馬だった日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない」が無かったから、という意見が多く、「紅白とガキ使はセット」という声も出ている。

「ガキ使」の代替番組も視聴率を10%落とす

「ガキ使」は11年連続の紅白裏番組視聴率トップ。20年の視聴率は第1部(後6・30~9・00)は17・6%、第2部(後9・00~深夜0・30)は14・1%あった。昨年はコロナ禍で過激なものは放送できないという理由から制作を断念し、「笑って年越したい!笑う大晦日」に変更。その視聴率は第1部(後6・30~9・00)が7・2%、第2部は(後9・00~深夜0・30)は5・6%と、10%ほどのダウンとなった。実は、「ガキ使」の放送が無いことで紅白に視聴者が流れる、との予想もあったがそれは外れた。一方で、紅白の「世帯占有率」(テレビで何を見たか)は54.3%。前年より2.3%上回っている。つまり、視聴率が下がったことで「大晦日の夜にテレビを見る人が前年より減った」のだ。これでテレビ離れが起きていて、YouTubeやNetflix などネットに流れた、と言えるのだが実態は違うようだ。「紅白とガキ使はセット」なのだという。

例年は紅白とチャンネル変えながら見てた

視聴率に開きがあるものの紅白と「ガキ使」は11年間ライバル関係にあった。一方で視聴者にとっては2番組ともに長時間の放送。中だるみしザッピングをする。もともと「ガキ使」の視聴者は紅白と交互に見る傾向が強く、ネットの「実況」でも2番組が交互に語られている。そして昨年は「ガキ使」が無かったことで、テレビを見なかったという報告もネットに出ている。掲示板には、

「今年、初めて紅白を見なかった ガキがないからテレビを見ないと言う人も増えたと思う 自分もその一人です」

「今年はガキ無かったからテレビ自体見なくてネトフリ見てたわ 何時もなら紅白とチャンネル変えながら見てたのにな」

「ガキの使いという対抗馬がいるからこそ、大晦日にテレビを見るという習慣があったのかもな」

「ザッピングしながら見る層がメインだから、実はガキと紅白はセットだった」

といった感想が書き込まれている」

 

(リンク)

第72回NHK紅白歌合戦

https://www.nhk.or.jp/kouhaku/