「BreakingDown（ブレイキングダウン）6」(2022年11月3日開催)のメインイベント第32試合は「キング・オブ・アウトサイダー」こと啓之輔選手(39)とBreakingDownのエース、飯田将成選手(36)の対戦となった。勝利した啓之輔選手が翌4日にTwitterにアップした写真が、大人気ゲーム「龍が如く」のワンシーンのようだと話題になっている。
飯田選手の一方的勝利と思われた
この試合は「THE OUTSIDER vs.BreakingDown 6vs.6対抗戦」の大将戦。ゴングが鳴ると飯田選手は前回5回大会で「にっけん君」(31)に仕掛けたように啓之輔選手のローキック合わせ右ロングフックをヒットさせる。さらに左右のフックを連打。「にっけん君」戦ではそこでダウンを奪い18秒KOとなる。啓之輔選手は倒れずリングのゲージを背にする。そしてそこでスタンディングダウンを取られる。飯田選手のラッシュは止まる様子もなく、このまま一方的な試合になる、と思われたその時、啓之輔選手の左ヒザが飯田選手の腹に食い込む。さらに左ヒザを腹に叩き込まれた飯田選手は悶絶し倒れ、KO負けを喫した。元ボクシング日本ランカーの飯田選手は近年、キックボクシングの試合にも出ているが、終始ボクシングスタイルで戦った。その欠点を突かれたという形だ。一秒でも早く倒そうと大振りの突進。試合後飯田選手は自身のYouTubeチャンネルを更新し、
「パンチで狙い過ぎたのもあったんですけど、キックも警戒はしていたんですけど、見事にやられました」
と語っている。
賭博格闘場は「賽の河原地下歓楽街」
勝利した啓之輔選手はリング上で、
「飯田が勝つと思ってたヤツ、、、バ〜〜〜〜カ。お前らアウトサイダーなめんじゃねえよ」
とマイクを握った。そして、
「朝倉さん、次は誰とやればいいんですか？YA-MANとでもやればいいんですか？」
と朝倉未来選手(30)に問いかけた。そして、未来選手との対戦を望む。2人は2015年7月19日に「THE OUTSIDER」で対戦。啓之輔選手は未来選手に王座を奪われた。いわゆる「負けたまま」の状態。
「朝倉さん、どうか僕の思いを受け取ってください」
そう言うと未来選手は、
「僕はいつでもいいですよ」
と笑った。啓之輔選手はそれを自身の引退試合にしたいのだという。そんな啓之輔選手、勝利の翌日の4日、Twitterに、
「飯田選手ありがとう」
の文字と、試合開始前の写真をアップした。その写真がゲーム「龍が如く」(セガ)の1シーンのようだと話題になっている。同ゲームの闘技場は「賽の河原地下歓楽街」にある。違法賭博場でもあり、そこに主人公の桐生一馬を始めとする極道の面々などが戦いを行う。桐生もそうだが、極道はそれぞれ独特な大きい入れ墨が彫られている。
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(リンク)
啓之輔選手Twitter「飯田選手ありがとう」
https://twitter.com/yoshikei91/status
飯田将成選手のYouTubeチャンネル「応援ありがとうございました」
朝倉未来チャンネル「BreakingDown6 試合」