昨年大みそかに放送された「第71回NHK紅白歌合戦」の視聴率が、関東地区、関西地区ともに後半(午後9時~11時45分)が昨年より3.0、3.1ポイント上昇し、関東地区は40.3%となり2年ぶりに40%台に乗せた(関西地区は39.3%。ビデオリサーチ調べ)。

何がよかったのか、人それぞれの見解はあるが、白組司会で俳優の大泉洋さん(47)がその一翼を担ったのは間違いがない、とも言われる。「フェミ」「ツイフェミ」と呼ばれる人たちが待ち望んでいただろう言葉を発し「炎上」、放送中にネットを賑わせたからだ。

 

「お母さんの仕事が大変だと分かり、妻に感謝した」

 

2020年12月31日午後11時20分過ぎ、「紅白歌合戦」白組、紅組のトリを残すのみとなった。先行の白組・福山雅治さん(51)が歌うのは「家族になろうよ」。その前振りとして「家族の大切さ」を伝えるVTRが流れた。コロナ禍によってこれまで経験したことのない不安な日々が続いた今年、福山さんの歌は一層心に響くはずだ、と大泉さんが紹介した。そして、

「私も、あの、ホームステイ中、妻は仕事リモートでやってたもんですから、私が、こう、妻に代わって子供の世話ですとか、家事もやったんですけど、改めて、なんかこう、お母さんの仕事って大変だなということが分かって、妻に感謝しましたね」

するとネットで、

「大泉、やっちまったなw」

という声が上がった。

 

「家事育児は別にお母さんの仕事じゃねえよ~~~(怒)」

 

掲示板やツイッターには、

「家事育児は別にお母さんの仕事じゃねえよ~~~(怒)」

「大泉洋さん、大好きなんだけど、『家事』が『お母さんの仕事』ってどゆこと?そういう価値観にびっくり」

「観終わった後、夫も、お母さんの仕事って言ってたねって。ちょっとNHKに電話するわと」

「実家で年末をすごすと紅白歌合戦を回避できない。ほんと茶番ばっかりでウンザリしちゃうし、学芸会だし、大泉洋にとって家事はお母さんの仕事だしホントにむり」

といった声が上がり「炎上」が始まった。

 

大泉さんの奥さんはフジテレビドラマ制作の副部長

 

これに対して、

「なんで家事育児やりました報告したら炎上すんねん」

「大泉洋ほど稼いでいて、家事育児など手を出せないくらい忙しい男の発言を、一般家庭に翻る想像力のなさ」

「大泉って家事も子育ても積極的にやるイクメンの代表みてえな奴なのに、知りもしないでよく叩けるわ」

「母親の立場を奪おうとしないでくれフェミニストの皆さん…」

といった反論が出て現在もネットを賑わせている。

 

ちなみに大泉さんの奥さんはフジテレビ編成制作局ドラマ制作センター副部長の中島久美子さん(50)。二人は中島さんが2005年にプロデューサーを務めたドラマ「救命病棟24時(第3シリーズ)」で出会い09年5月に結婚。11年5月に生まれた娘さんを「溺愛」しているのはテレビでも有名だ。

(リンク)

CREATIVE OFFICE CUEによる 大泉洋公式プロフィール

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