【Breaking Down】啓之輔選手が久保田覚さんをタコ殴り　喧嘩を売った真相は「酒乱」、怖くて眠れなかった

格闘技イベント「Breaking Down」でお馴染みの久保田覚さん(26)と「THE OUTSIDER」元チャンピオンで、「Breaking Down5」にも出場した吉永啓之輔選手(39)。キックボクシングによるスパーリングが2022年10月4日、2人のYouTubeチャンネルで公開された。結果はボコボコのタコ殴りと三日月蹴りで、久保田さんは2分2ラウンド中、8回も倒された。啓之輔選手が強すぎる、わけだが、久保田さん、謝罪の意味を含め「殺される」覚悟で来たようだ。啓之輔選手に喧嘩を売ったのは、本意ではなく「酔っぱらって」訳が分からなくなっていたから。スパーリングを2度リスケ(2度目はドタキャン)したのは、恐かったから。

諸事情で家、荷物、私物が無くなった？

本来ならこのスパーリング、8月下旬に行われるはずだった。経緯は、久保田さんがSNSを通じて啓之輔選手を貶し、俺を戦えと煽った。それに啓之輔選手は応じ、久保田さんは8月18日配信の動画で、

「じゃぁ待ってろよ、オメェ。マジでやっちまうからな。ホントに」

と宣言した。ところが、9月に入ってもスパーリングは行われなかった。啓之輔選手は9月13日配信の動画「会津の喧嘩屋にドタキャンされた」をアップ。1回目の約束は久保田さんが怪我をしたためリスケ(スケジュールの変更)となった。2回目はドタキャンされた。指定された東京のジムに行く用意をしていた。久保田さんからは全く連絡が無く、マネージャーから「諸事情で家が無くなり、荷物や私物が無い」と告げられた。啓之輔選手は、

「スパーリングするのに全くもって関係がないですね」

と苦笑いした。最初からスパーリングをする気が無いなら、自分の名前は出して欲しくないし、中途半端なカラミはいらない、とした。

「ジジイ、喧嘩もしたことないくせに」

スタッフから、

「これドッキリなんじゃないですか？何回ドタキャンしたら怒るのか」

啓之輔選手は、

「そもそもやる気ないんじゃないのかな？彼は酔っぱらって、ライブ配信とかして、ずいぶん俺のこと言ってるんだよね。ジジイ、喧嘩もしたことないくせして、みたいな」

スタッフも、「格闘技じゃない世界を教えてやるから、今から来いよ！」と言われたとした。啓之輔選手は、

「こんなことやってたら、なんで名前を売ってるの？ってなるよね」

そんな久保田さん、9月25日に「久保田覚の決意」の動画をアップ。スパーリングを9月29日、啓之輔選手のジムがある宇都宮でやるとした。「ビビっているわけではない」。これが自分の再スタート。朝倉未来選手(30)に殴られ倒された(「朝倉未来に勝ったら1000万円」企画)頃の自分に戻りたい、と語った。つまりはボコボコにされに行くということだ。

「酒飲んでいるお前の方が強いよ」

スパーリングは啓之輔選手の一方的なタコ殴りと三日月蹴り。久保田さんのパンチはかすりもしない状態で、2ラウンドで8回倒された。啓之輔選手が強すぎるせいもあるのだが、そもそも久保田さん、いつもの闘志や殺気、狂気がない。最初から「謝罪のため、殺されに来ている」みたいなものだった。久保田さんはスパーリング後、約束の日が近づくたびにビビっていた、と明かし、

「本当、ここに来るのが怖かったっす。もう眠れねぇんだけど」

と語った。昨日も啓之輔選手とスパーリングする夢を見た。「あ、終わった」と思ったら夢の中だった。10代の頃から啓之輔選手の大ファンで、憧れの存在。それなのにどうして喧嘩を売ったのか。「最初はエンタメ要素だった」という。ところが途中から訳が分からなくなりやるしかなくなった、と説明。啓之輔選手は、

「それアレだよね、酒飲んで・・ｗ煽ってたからエンタメじゃぁ無くなったんじゃないの？」

とした。久保田さんの「酒乱」は有名。酒を飲んでライブ配信し、訳の分からない罵詈雑言を言いまくる。最近では、タクシーの運転手に泥酔した状態で絡んだ映像をライブ配信。大炎上し、謝罪することになった。久保田さんは、啓之輔選手の強さを讃えた。すると啓之輔選手は、

「いや、酒飲んでいるお前の方が強いよ」

と笑った。

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