東宝は7月18日、14日に公開したスタジオジブリの宮崎駿監督新作映画「君たちはどう生きるか」が公開4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破したと発表した。2001年に公開し、長らく興行収入日本一だった同監督作品「千と千尋の神隠し」を上回ったとした。同映画の最終興収は316.8億円。
ジブリヲタが望んでたジブリ
同映画は、公開まであらすじ、声優、主題歌など何も明かさず、1枚のポスターのみで宣伝らしいものは無かった。公開は全国441館で、何も情報がないから見に行くのに悩み「予約が無く客席はガラガラ」とも言われていた。ところがいざ公開となると客が押し寄せ、待ってましたとばかりにレビューが次々と投稿された。最高評価の☆5つと最低の☆1つに2分された事などがニュースとなり、興味を持つ人が一気に増えて行った。ネットでは「君たちはどう生きるか」のスタートダッシュに、
「興行収入が全てではないけど、これはそんな伸びてはいけない、とすら思う」
「こんなやり方許されるのはパヤオだけやろな そして、結果を出されては何も言えん」
「風立ちぬよりはよほどジブリヲタが望んでたジブリやったな 1点と5点ばっかりなのも納得や」
「初動は伸びると思うけど、リピーターは少ないと思うので落ち着くのでは」
といったことが掲示板に書き込まれている。
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オリコン「君たちはどう生きるか」公開4日間で興収21.4億円突破