タレントのデヴィ夫人(83)が7月18日、Twitterで怒涛のジャニー喜多川氏(享年87)擁護を展開。激しい批判に晒されている。

要約すれば、ジャニー氏がいたのは特別な世界。しかも半世紀に渡りスターを育て何億何千万という人々を楽しませた。一芸能事務所の問題に国連まで巻き込んで大騒ぎをするのは日本の恥。偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜。東山紀之氏(56)は「勇気がある」と告発者たちを褒めた。非礼極まる、とした。

我が子のように愛し可愛がった

国連の「ビジネスと人権」作業部会が訪日を発表し、ジャニーの性加害問題を調査する。背景に被害を訴える7人で結成した「ジャニーズ性加害問題当事者の会」がある、ということがデヴィ夫人、余程気に入らなかったようだ。18日にTwitterでその怒りをぶちまける。

自分はジャニー氏を良く知っている。事務所の子を我が子のように愛しく大切に可愛がった。

「ジャン・コクトーがジャン・マレーを愛したように、そのような特別な世界、関係性というものはある」

さらに、半世紀に渡り日本の芸能界を牽引、スターを育て、非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた。

「昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である」

そして、告発者への批判を展開する。

日本人にそんな権利はない

「死人に鞭打ちではないか」

ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。本当に嫌な思いならば「その時なぜすぐに訴えない」。既に藤島ジュリー景子社長(56)が謝罪を済ませている。「これ以上何を望むのか」。国連まで巻き込み、

「日本国の日本人として、そんな権利がどこに与えられていると思っているのか。あまりにも嘆かわしく、恥ずかしい」

とした。テレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(5月21日放送)でメインキャスターの東山さんが謝罪した。これにも怒りをぶつける。告発者の発言を「勇気ある告白」とし、「ジャニーズ」という名前の廃止にも言及した。

「その才能を見出し、育て、スターにしてくれたジャニー氏に対して、恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる」

我々はジャニハラを受けて来た

ネット上の反応としては、デヴィ夫人に賛同する人は非常に少ない。内容が一般的ではないからだ。結局、デヴィ夫人は芸能界を「特別な世界、関係性」と捉え、デヴィ夫人もそこの住人と考えている。「恩に報いる」とはいうが、功績・実績と犯罪は別。功績・実績を上げるために犯罪は許される、とはならない。ジャン・コクトーとジャン・マレーは大人の関係だ。掲示板には、

「デヴィ夫人は北朝鮮にも支援しています」

「第3夫人らしい説得力あるコメントでしたwww」

「こういう古い価値観のせいで、日本の女子はたった一人の爺さんの好みをテレビで何十年も押し付けられるジャニハラを受けて来た」

「多分この方は自分の子や孫でもスターになるチャンスを得るためには受け入れろと言いかねないと思う」

といったことが書き込まれている。

 

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(リンク)

デヴィ夫人Twitter

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https://twitter.com/dewisukarno

/status/1681243940270514176