東京オリンピックサッカー 男子準決勝で日本はスペインに0-1で惜敗した。金メダル有力候補相手の善戦は、準々決勝で対戦し勝利したニュージーランドの「熱い思い」も含まれていたようだ。銅メダルは2021年8月6日、埼玉スタジアムで行われるメキシコ戦で決まる。

「ありがとう鹿島・東京2020 素晴らしい時間を過ごせました」

サッカー日本代表が準々決勝でニュージーランドと対戦したのは7月31日。得点が入らず最後は日本がPK戦を制した。そのニュージーランド選手が、試合後のロッカールームに残したメッセージが日本選手の胸を熱くさせた。ホワイトボードには日本語と英語でこう書かれていた。

「ありがとう鹿島・東京2020 素晴らしい時間を過ごせました。日本代表の幸運を祈っています。頑張れ! ニュージーランド フットボール」

日本代表の中山雄太選手(24)は、このメッセージを自身のInstagramで取り上げ、英語でこう綴った。

「これは試合後にニュージーランド選手の楽屋で撮った写真です。私はサッカー選手である以前に、彼らを人として深く尊敬しています。本当に嬉しい。私は彼らの熱い思いと共に頑張ります」

そして、東京オリンピックでは多くのアスリートがプレーをしていて、ニュージーランドチームがしたような心温まるニュースを見ている。人と人とのつながりは本当に大切だと思った。

「世界が今よりも暖かいニュースでいっぱいになりますように」

としている。中山選手は6日のメキシコ戦に、ニュージーランドの熱い思いを連れて行く。

 

(リンク)

中山雄太選手のInstagram

https://www.instagram.com/p/CSBUvlVrZg8/