タレントで日本フェンシング協会会長の武井壮さん(48)の、「日本の全アスリートが全員格闘技始めたら、今のチャンピオン全員変わると思うぜ」発言が格闘家や格闘技ファンから批判を浴びている問題で、キックボクシングWKBA世界ライト級チャンピオンの重森陽太選手(26)が「1億人競技人口が増えたら俺の下に1億人の列ができる」と発言し格闘技ファンを喜ばせている。

武井さんは自分の考えを曲げたくないようで、Twitterで様々な言い訳を並べているが、完全に迷走中だ。

お前らもオレと十種競技勝負してみろ?

「日本の全アスリートが全員格闘技始めたら、今のチャンピオン全員変わると思うぜ」

と発言したのは年末のYouTubeライブ放送。これは炎上案件として注目されたが、大晦日の格闘技イベントの話題に隠れ、消滅したように思われた。ところが元K‐1トップファイターの平本蓮選手(23)が2022年1月11日にTwitterで反発。格闘技はスポーツができるだけでなく、真っ向から勇敢に戦う才能が必要だとし、

「とりあえず武井壮は黙って偉い奴の靴の裏舐めとけばいいんだよ」

とブッタ斬った。これに武井さんは反応し、格闘家もアスリートも自分はみんなをリスペクトしている、みんな勝てるように諦めずに努力している、という説明。ここまでは良かったのだが、

「あとさ、格闘技で戦わなきゃ違う目標や競技に向かってる人間を認めないようなやつがリスペクトが無えんじゃねえの?じゃ、お前らもオレと十種競技勝負してみろ、勝てねえから。オレに格闘技やれってのはそう言う事、当たり前だろ?でも本気でやりゃ可能性が生まれる、戦うってそういうことだろ?」

と意味不明なtweetをした。

「人に謝れないタイプなんだろうね」

これに対し平本選手は「論点ズレすぎ」とtweet。

「格闘技の話題お前から出してるから格闘技好きな奴から反感くんだろ 誰もマイナーな十種競技話題に出してねー」

とした。格闘家からも様々な反応があり、キックボクシングトップファイターの重森選手は、

「普通に1億人格闘技人口が増えたら俺の下に1億人列ができると思うんだけど 他の階級のチャンピオンも同じこと思ったはず」

とし、格闘技ファンを喜ばせた。ところが武井さん、自分の考えを曲げるのが嫌なようで、12日、スポーツは適材適所だと発言した。例えば東京五輪フェンシング団体金メダルの加納虹輝選手(24)はもともと体操の選手で、ゴルフのジャンボ尾崎選手(74) はプロ野球を諦めてゴルフで覇者になった。

「スポーツの能力は競技を変えれば大きく輝く事がままあるが 一つのスポーツを愛し過ぎると気付かずに終わる事が多い」

とし、新たなスターを探すべきだとtweetした。これもまた格闘技とどう繋がっているのかよく分からない。

「これも例の格闘家冒涜発言の火消しの一環なんだろうけど平本にも指摘された論点ずらしといい対応が酷すぎる」

「そんな何種類ものスポーツに幼少からチャレンジ出来る環境にいる人ってどれだけいるの?言ってる事が的外れ過ぎて…」

「アマチュアもプロのアスリートも本人がそのスポーツが大好きでやってて楽しくて幸せなら、それで良いんじゃないかな」

「人に謝れないタイプなんだろうね」

などといったことが掲示板に書き込まれている。

 

(リンク)

武井壮さんのTwitter

https://twitter.com/sosotakei

平本蓮選手のtweet

https://twitter.com/REN_MMA/status/1480832002610073606

重森陽太選手のtweet

https://twitter.com/yota0611/status/1481102105582915589