ゲーム実況YouTuberの「足湯」さん。1本あたり10万再生を超えることもある、ちょっとした人気者だったが、昨年10月を最後に更新が止まってしまいファンが心配をしていた。
和歌山市消防局は2022年1月11日、地方公務員法で副業が禁じられているにも関わらず、北消防署の男性消防士長(33)がYouTubeに動画を投稿し収益を得ていた。減給10分の1(1カ月)の懲戒処分としたと発表した。それが「足湯」さんだった。
広告収入として約115万円を得ていた
報道によれば、「足湯」さんは2020年10月から趣味でゲーム実況の投稿を開始。21年10月までに動画数は314本、計227万回視聴された。収益化したのはチャンネル登録者数が1000人を超えた21年4月からで、広告収入として約115万円を得ていた。市に匿名で「消防士のYouTuberがいる」と情報提供があり調査が行われて発覚。「足湯」さんは「認識が甘かった」と話しているという。こうしたことから昨年10月以降の動画配信が無くなったわけだ。
どんな形であれこれからもずっと応援してます!
ファン達はどうして動画の更新が止まったままなのかずっと不思議に思っていた。それがこの報道により「足湯」さんが消防士であり、YouTube配信が副業認定された事を知った。チャンネル登録者数は現在1万7000人いて最後に更新された動画にはファン達がコメントを続々と書き込んでいる。
「帰って来るのを待ってます、例え不可能でも本当に好きな配信者なので…」
「人を助けて人を楽しませる、何も迷惑かけてねぇ、最高じゃねえか」
「いつかおかえりって言える日をずっと待ってますね…!」
「足湯さん大好きです!病気じゃなくて良かったです、どんな形であれこれからもずっと応援してます!」
NNJニュースが1月12日に和歌山市消防局に取材したところ、「足湯」さんのYouTubeチャンネルは現在、広告を外しているため収益は無いとした。チャンネルをこのまま残すのか、削除するのかは「足湯」さんに任せており、広告がないため趣味として新たな動画を投稿し続ける事も可能。それも全部「足湯」さんの気持ち次第なのだという。
(リンク)
YouTubeチャンネル「足湯」