書店店主の嘆きツイートがネットで話題になっている。店舗に来たお客が本や雑貨を手に取り調べ、その場でスマホを使ってネットで購入するケースが増えたのだそうだ。ツイートには「本屋さんが無くなるのは嫌だから頑張ってください」との励ましが来ているが、時代の流れでいかんともし難いようだ。
ただ私の心が折れていくだけです
東京の根津駅、千駄木駅から徒歩約6分の場所にあるという書店。ツイッターネーム「雑貨と本gururi」さんが2022年3月24日にこうTweetした。
「もう消費スタイルと実店舗が合わないのだと実感します。お店で手に取った本や雑貨を、その場でスマホで調べてウェブ上で買う方がいます。今日も。週末は特に目立ちます。もうお声かけもしていません。ただ私の心が折れていくだけです。時代に逆行したことをいつまで続けられるだろうかと思っています」
これに対し、そういう買い方は書店に対して失礼だ、という批判や、書店に行くからこそ新しい本の発見と出会いがある、などといった励ましが出ているのだが、やはりこの流れはいかんともし難い、と考える人が多い。
電子書籍なら文字を大きくして読める
既に家電や薬品などで同様のことが昔から行われているという。本もネットで買うと自宅まで届けてくれるから荷物にならない。また、目が弱くなった高齢者などは電子書籍であれば字が大きくできるため、紙の本は読まなくなったという報告もある。ネットでは、
「通販で買うよりもポイント還元率が高かったら店頭で買うんだけど」
「雑誌週刊誌は捨てるのが面倒なんで電子にしてる」
「だって内容見れねーじゃん 電書ならイラスト+最初の章くらいは読めるからなだって立ち読みさせてくれないじゃん」
などといったことが掲示板に書き込まれている。
(リンク)
「雑貨と本gururi」さんのツイッター