回転すしチェーン「スシロー」の公式Twitterが荒れている。「AIが考える究極のサーモン寿司」SNS投稿キャンペーンで、AIが生成した画像をTwitterに掲載したところ「信じられない程の危機管理能力の無さ」「モラルが醤油ペロペロのガキと変わらない」といった批判が連投され炎上した。

AIで生成された画像には基本的に著作権はない。それをPRに使うことも違法ではない。ただし、同人など「絵師」界隈でAIは目の敵にされている。先の「モラル」は、AIが生成した画像は、著作権のある画像、写真、動画などを「盗んで覚えたもの」という主張だ。

サーモン寿司の画像を生成

スシローは公式Twitterで4月10日、人工知能チャットボット「ChatGPT」に、スシローのサーモンの素晴らしさを伝える方法を教えて欲しいと相談したところ、こんな答えが返ってきたと報告した。

「『AIが考える究極のサーモン寿司』SNS投稿キャンペーン。このキャンペーンは、AIにサーモン寿司の画像を生成させてSNSに投稿するキャンペーンです。スシローは生成した寿司の写真をInstagramやツイッターでシェアしハッシュタグを付けて投稿します」

スシローは翌日の11日、10種類ほどのAIで生成した画像を公開したのだが、これに批判が殺到する。

モラル皆無会社は一生炎上していろ!

AIによる画像の生成。手が込んでいて、かなりの時間が費やされるだろうものが直ぐに出来上がってしまう。新しい遊びとして楽しまれている一方、絵師にとっては死活問題だと話題になっている。AIに仕事が奪われるからだ。さらに、著作権者としての自分の存在。

「自分が過去に書いた画像をAIに『盗まれている』のではないか」

もしくは、今後盗まれるのではないか、という疑念だ。今回はそれが重なった。企業からの絵の発注が無くなりAIに代わる。そのAIは自分の著作物を「盗んでいる」。スシローのTwitterには、

「使うツールには慎重になった方がいいと思いますよ。どんな問題があって皆んなどんなふうに苦しんでるかを調べて下さい」

「他人の絵を盗んだAIで遊ぶ企業、炎上商法なのか、モラルが醤油ペロペロのガキと変わらないというヤバさ」

「つまりスシローは人が努力して描いた著作権ある作品を玩具にして広告してるってことです」

「信じられない程の危機管理能力の無さに唖然としている」

「お前らみたいな他人の絵を無断学習したツールを投稿するモラル皆無会社なんか一生炎上してていいよ」

などといったリプが付くことになった。

絵師もAIと変わらない?

今回の問題が難しいのは、もともと著作権のある画像でも、AIに取り込み生成した場合は著作権が無くなること。そして誰でも利用が可能になる。ところが、独自性を出そうとAIに細かく指示を出した画像は著作権が認められる場合がある。さらに、商標登録し保護することも可能。一方、「著作物との類似性」「依拠性」の問題もある。好みによりもともとの著作権者画像とそっくりにも生成可能。もちろん販売や商用で使えば犯罪になる。このように法律的には非常に曖昧なのが現状。そこに絵師との対立が絡んでくる。ただネットでは、

「絵師だって既存の作品の構図や技法使ってるんだからAIと変わんないんだけどな」

という感想が出ているのも確かだ。

 

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(リンク)

スシロー公式Twitter

https://twitter.com/akindosushiroco

批判が書き込まれているスシローのツイート

https://twitter.com/akindosushiroco

/status/1645637801868775425