プロボクシングWBA、WBC、IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥選手(29、大橋)。年内に4団体統一戦が実現するーーーそんなtweetをして注目が集まっている。
2022年6月7日に世界5階級制覇、前WBC王者のノニト・ドネア選手(39、フィリピン)に2回TKO勝ちした井上選手。試合後の上田晋也さん(52)のインタビューでは、年内に4団体統一戦が行われなければ、階級を1つ上げスーパーバンタム級に挑戦する。また、4団体統一は目標だが、現在のWBOのベルトに執着は無い、と取れる発言もしていた。
井上選手「もうカシメロには用はない」
井上選手は6月14日、Twitterに、
「バトラーいいね笑 もうカシメロには用はない。4団体統一は年内本当に実現するのかもしれない。ワクワクスルゼ」
と投稿した。スポーツ総合サイト「THE DIGEST」が14日に配信した記事「カシメロの“身勝手発言”にWBO王者は『こいつとはおさらば』と憤慨! 井上尚弥戦の実現を再強調『俺はレジェンド級とやる』」にリンクが張られていた。おそらくこの記事に触発され、4団体統一に言及したものと思われる。
バトラー選手「ファンとして見ても楽しい」
記事に書かれているのは、元WBOバンタム級王者のジョンリル・カシメロ(32、フィリピン)が、井上選手の勝利を見て「イノウエに勝てるのは俺だけだ」とSNSで発信した。一方、現WBOバンタム級王者のポール・バトラー選手(36、イギリス)は、英専門誌「Boxing News magazine」でカシメロ選手について、2度もタイトルマッチをドタキャンした彼はプロフェッショナルではない。
「名前を聞くのもうんざりするし、完全にこいつとはおさらばだ、と思っている」
井上選手については、絶対的なレジェンド級であり、とても賢くパンチ力は破壊的。彼は素晴らしい。
「ファンとして見ていても楽しい選手なんだ。彼とやれるなら俺も嬉しく思う」
と語ったという。この記事を読み、カシメロ選手の印象は共通であり、自分と戦うことを希望しているなら受けて立とう、という気になったようだ。井上選手のTwitterには、こんなリプライが付いた。
「勇敢なバトラーと統一戦を行って4団体制覇をよろしくお願いします!モンスターの更なる躍進に期待」
「正直カシメロボッコボコにして欲しい気持ちも有りますが、機会ができても多分軽量失敗するのでやはり機会は無さそうですね!」
「『井上選手をリスペクトしてる、ファンなんだ』 『レジェンドと闘えるのは光栄な事』 という、WBO正規王者のバトラー(英国)こそ、同じRingに上がる資格あり!」
「バトラー戦わないかと思いましたが、井上選手に挑戦してくるとは 真のチャンピオンと思う」
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(リンク)
井上尚弥選手Twitter
https://twitter.com/naoyainoue_410/status/1536477986517442560
井上選手がリンクを張った「THE DIGEST」の「カシメロの“身勝手発言”にWBO王者は『こいつとはおさらば』と憤慨! 井上尚弥戦の実現を再強調『俺はレジェンド級とやる』」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7286c3e372af7acdfde8ed0676e7316c0857728