東京オリンピック2021年8月3日、ボクシング女子フェザー級の決勝が行われ、入江聖奈選手(21)が日本女子史上初の金メダルに輝いた。それを生放送したのがNHKのEテレ。入江さんは「金メダルを取って君が代を流すこと」を目標にしていた。勝利後のテレビカメラは表彰式に移り、日の丸が上がり始めたとたんに画像が乱れた。入江さんのアップ画像も乱れた。ネットでは「放送事故」と話題になったが、掲示板やTwitterに書き込んだ人の殆どは「NHKがわざとやった」という意見だった。
「日本人の活躍や日の丸、君が代を報じたくないならNHKは参加するな!」
入江さんがオリンピック出場を内定した19歳当時、「東京五輪の目標は金メダルを取って君が代を流すことです」と答えていた。その目標が8月3日に叶った。表彰台(リング)に立った入江さんをNHKアナウンサーは、
「ゴールドメダル オリンピックチャンピオン 入江聖奈です 金メダルが渡されました」
と誇らしげに紹介した。そして、
「会場の皆さま 日本国歌の演奏です」
というアナウンスがあり、君が代が流れ、日本国旗が上がり始めた瞬間に画面が乱れた。その乱れは10秒も続いた。また、画像の乱れた時間内には、国旗掲揚に合わせた自衛官の号令と敬礼があった。そんな自衛官の姿も殆ど映らなかった。Twitterや掲示板には、
「リアルタイムで観ていました。絶対わざとだとしか見えませんでした」
「デジタル放送の時代に偶然こんなタイミングよくノイズは入らないでしょうね。意図があるのでしょう」
「NHKまたやりやがったなw絶対わざとやってるだろ。日本が活躍した時や、いいところでそれまでなかった映像の乱れが頻発www」
「日本人が活躍して、君が代が流れ、日の丸を掲揚される様を報じたく無いなら、最初から五輪の放送に参加しなければ良いのに」
などといったことが書き込まれ、殆どが「わざとやっている」という見解だった。
(リンク)
入江選手が金メダルの表彰式でNHKの画像が乱れる(リンク先は「朝顔の斎院」さんのTwitter)