アミューズは10月20日、三浦春馬さんの死因について「デマ情報を発信しているWebサイト」として3つのサイトのURLを公式HPに掲載した。25日に「三浦春馬さん『陰謀論』はなぜ広まるのか 事務所も困惑の「荒唐無稽』憶測、識者が分析する」をJ-CASTニュースが配信し「Yahoo!ニュース」に掲載されると一気に拡散され、アミューズから「デマ情報を発信しているWebサイト」と指摘されたサイトの運営者にも届き、「陰謀論ではない!」などといった反発が起き、YouTubeなどで抗議が始まった。

 

「日常会話で出てきたら、それこそ『一笑に付す』内容」?

 

J-CASTニュースに掲載されたのはこんな記事だ。

「これらのサイトのコンテンツは、それこそ、『陰謀論』の域を出ないものばかりなのだが、それでもあえて、今回、アミューズがこのような注意喚起を行った理由として、昨今のネット上の『惨状』が考えられる」

「日常会話で出てきたら、それこそ『一笑に付す』内容であるにもかかわらず、ネット上ではそれなりの『感染力』を発揮する、これら『有名人の死が報道されるたびに飛び出す陰謀論』だが、そもそも、なぜこのような『陰謀論』は一定の支持を集めてしまうのか」

 

これに対し、アミューズから「デマサイト」と指摘されたYouTube番組「てっちゃんの興味津々」は、自分は三浦さんの生き様を見て一層ファンになった「一般人」だ、と自己紹介し、J-CASTニュースの記事を読み自分は「陰謀論」を語っているのではない、としたうえで、

「私は隠していることではなく真実が知りたいだけ。メディアが発表したものが取り消されたり、コメントが無くなっているのがおかしい。そこには何か隠そうとする勢力があると思うのが普通だ」

などと語った。

 

ヤクザ顔負けに一般市民をHPで晒して恫喝してきた

 

「デマサイト」とアミューズに指摘されたもう一人「三浦春馬さんの想いを届ける」のトンプソン真理子さんは、

「まさか一部上場の一流企業が、自分の今まで説明責任を全く果たしていないことは棚に上げて、ヤクザ顔負けに一般市民をHPで晒して恫喝してくるとは思いませんでしたから、正直びっくりでしたね。。」

とサイトに綴った。

そして、「誹謗中傷」とアミューズに言われているが誹謗中傷ではなく、今までの事実の羅列と、そこから湧いてきた素朴な疑問を発信しているに過ぎない、とし、

「春馬さん以降の『芸能人連続自殺事件』で、マスコミと芸能事務所の言っていることが流石におかしいだろうと、世間はだんだん覚醒してきましたから、私達一般市民はもうこれ以上だませません」

とアミューズとの「闘い」を宣言した。

もう一人の「デマサイト」指定された「三浦春馬はヤラれたんじゃねーかな?説」は記事が削除されていた。

 

何としても真実を‥という感情が強くなります

 

「Yahoo!ニュース」掲載されたJ-CASTニュースの記事のコメント欄には、「記事を読まなくても何が書かれているか想像できる」と発言している人が結構いる。つまり、これまで通りのアミューズの発表であり、週刊誌などの記事と同じだろう、というものだ。コメント欄ではやはり、三浦さんの死因を知りたいという声が圧倒的に多く、

「こんな記事を見るたびに、疑問や怒りや不信が、更に大きくなり、見えないファン同士の気持ちは結束し、何としても真実を‥という感情が強くなります」

「中にはこうして意図的にズラしてるものもあるんですよ。CIAだのイルミナティだのといった雑多な陰謀論と混ぜ合わせることで、他の的を得た指摘まで陰謀論と捉える人が出てくるようにね」

「速報で首吊りと連呼、マスゴミがご遺族を中傷し、時系列も矛盾だらけの記事を書いた。これでファンはかなり傷つく。マスゴミが総力あげてファンを叩いて弱らせている」

「陰謀論に事務所が困惑??真実を隠したいのに、多くの人が気づき始めていることに対しての困惑、の間違いじゃないでしょうか」

などといった書き込みが出ている。

(リンク)

YouTubeチャンネル「てっちゃんの興味津々」

https://www.youtube.com/watch?v=97lZGqbfScw

 

三浦春馬さんの「死因」で、「陰謀論」再びネットでヒートアップ㊤

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