Twitter社ゆかりの品々、備品が処分される。「もうTwitterには戻らないんだな」「完全に消えてしまうんだな」とネットでため息が漏れた。
Twitter社関連のオークションを仕切るヘリテージ・グローバル・パートナーズ(HGP)。同社は8月8日に競売品を公開した。実は今年1月、同様のオークションが開かれた。当時はそれが何を意味するのか、知る人は少なかった。Twitterが「X」に変わったのが7月24日。馴染みの青い鳥のロゴも消えた。今回のオークションで「Twitterが完全に消滅する」。その事実と実感がわいた。
Twitterの「匂い」のある物を一掃
オークションに出されるのは8月11日現在で637点。青い鳥のロゴに関連したもの、イスやデスクといったオフィス用品、冷蔵庫、絵画、ギターなどがある。最低価格は25ドルから。カリフォルニア州サンフランシスコ時間の年 9 月 12 日午前7時から開始され9 月 14 日午前9時に終了する。1月のオークションでは巨大なシンボルオブジェなど計631点が出品された。今回は残ったTwitterの「匂い」がある物品を一掃する感じだ。
TwitterからXへの変更は「リブランディング」と言われている。しかし、それに首を傾げる人が殆どだ。というのも、何も無いところから立ち上げるのがブランディング。リブランディングはこれまで築いたブランド、イメージ、資産を大切にしアップデートを図る。ところが過去のものを全て捨て去るイメージだ。
「私はそれでもTwitterと呼ぶ」
Xへの変更に多くのユーザーは驚き、戸惑い、不満を持っている。Twitterだから「ツイート」「リツイート」だった。Xの場合も同様でいいのか?Xといえば日本の有名なバンドを連想する人もいる。マイクロソフトのゲーム機は「Xbox」。メディアもどうしたらいいか分からず「X(旧Twitter)」「Twitter改めX」など様々な説明が存在する。使いにくい!とユーザーが騒げば元に戻すのではないか、と思った人もいた。ところが、今回のオークションの告知。そんな奇跡は起きないことを知った。掲示板には、
「本当に変えちゃうんだ。青い鳥のロゴ好きだったのにな」
「慣れ親しんだものに土足で入られ踏みにじるようなやり方」
「ロゴが変わろうと看板が売却されようと、私はこのサービスをあくまでもツイッターと呼び、Twitterと表記してツイートを続けて行くつもりです」
「イーロン・マスクと共にダークサイドに突き落とされた感じですね。このサービスに代わる便利なものが出てくれば、一気に乗り換えも進むでしょう」
といったことが書き込まれている。
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