衆院東京15区補選(4月28日投開票)に出馬しているイスラム思想研究者・飯山あかり候補(48)の応援に科学者の武田邦彦先生(80)が2024年4月22日に駆け付けた。ネット上では「武田先生キターーーーー!!!」と歓迎の声が挙がったが、複雑な心境を覚える人もいる。参政党支持者だ。
参政党は昨年11月、武田先生が日本保守党の百田尚樹代表(68)のYouTubeチャンネルに出演しているとし「日本保守党が参政党の乗っ取りを画策している」と武田先生の党籍抹消を勧告した。武田先生は激しく反発。「ゴレンジャー」として党を盛り上げて来たのに「裏切られた」「参政党は乗っ取られた」「自分は党員として扱われなかった」と自身のYouTubeチャンネルに怒りの動画を連投した。
「武田邦彦先生の考えに沿った政党」
武田先生は日本保守党の街宣車の屋根上に登壇。
これまでの女性議員は家庭、教育、食のことばかりの発言に終始した。一方、女性議員が増え男女平等が当たり前の世の中で我々が女性と一緒に国を運営していくとすれば、
「女性でも外交、軍事、政治、経済もやれる女性が出てこないと日本は発展しない。飯山は(それができる)初めての女性だ。飯山が当選できるかどうかは日本の発展に影響する」
と訴えた。また、国会議員を選ぶ時は党で選ぶのは間違っている。組織票などもってのほかだ。
「人物本位で選ばなければならない」
とした。ネット上では、
「待ってました 武田先生! ずーっと待ってました」
「え!武田先生! なんだか凄いことになって来たな」
「武田邦彦先生の考えに沿った政党が誕生しましたね良かったです」
「武田先生の情熱は凄いですね。参政党に騙されても折れることがなかった」
といった声が挙がった。
神谷氏にとことん惚れぬいたのでは?
百田代表と事務総長の有本香さん(62)とはネットニュース番組旧「虎ノ門ニュース」のメンバーとしての親交があり、2020年に愛知県の大村秀章知事(64)リコール運動でも発起人として記者会見に登場した。百田さんのYouTubeチャンネルにも度々登場したが、2021年12月、武田先生が22年夏の参院選に出馬するということで「虎の門」を降板させられた。以降「虎ノ門」メンバーとの交流が殆ど無くなる。参院選で武田先生は落選。一方、同選挙で神谷宗幣現代表(46)が当選し参政党内がガラリと変わったのだという。内紛が起き「ゴレンジャー」と呼ばれた武田先生、赤尾由美さん(58)吉野敏明さん(56)が事実上の追放。松田学代表(66)は代表を辞任した。武田先生の「虎ノ門」メンバーとの交流再開は参政党内のゴタゴタがあった23年夏ごろから。武田先生は離党を迫られていて「残された党員が心配だから辞める気は無い」としていた。日本保守党が結成されたのは2023年9月13日。参政党は同年11月、「日本保守党が参政党の乗っ取りを画策している」と武田先生の党籍抹消を勧告した。こうした流れから今回の武田先生の登場に複雑な心境を覚える人たちもいる。
「何ですか武田先生、、参政党の神谷氏にとことん惚れぬいてメンバーになられたのに」
「『歴史は繰り返す』言ってたねぇ。党の方針なんて一顧だにしない人だから」
「武田はヤバい。人を選ぼうよ」
といった声もある。
(リンク)
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(リンク)
誠実革命「マジか!武田先生緊急参戦!! 街頭演説 2024/4/ 22東京15区 」
https://www.youtube.com/watch?v=-qgb5y5qpH0
日本保守党HP