DHCは差別企業？「#DHCの商品を買います」「#DHC頑張れ」「#DHCを支持します」とDHC応援でネットが溢れる

「#差別企業DHCの商品は買いません」とするハッシュタグが2020年12月16日時点で日本のトレンドに入り、大手化粧品メーカーDHC商品の不買運動が起こっている、と複数のネットメディアが伝えた。

これは本当なのか？とNNJニュースが確認したところ、不買運動どころか「#DHCの商品を買います」「#DHC買います」「#DHC頑張れ」「#DHCを支持します」といったハッシュタグが出ていて、「ありがとうDHC」「DHC見直したわ」といったツイート、掲示板への書き込み、の数と勢いが、先の不買運動を上回っていたのだ。

「#差別企業DHCの商品は買いません」がトレンド入り、、、

ネットニュースの「ハフポスト日本版」「BuzzFeed Japan」などによれば、DHCの吉田嘉明会長が、サイト上に在日コリアンに対する差別的なメッセージを載せているとして批判が高まっている、という。公式オンラインショップに掲載した「ヤケクソくじについて」という2020年11月に書かれたもので、ライバル会社のサントリーについて、

「CMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人です」

という部分が「差別」に当たる。そして、「#差別企業DHCの商品は買いません」とするハッシュタグが登場し、12月16日午前10時現在、日本のトレンド2位になった、としている。

これは本当なのか？NNJニュースがツイッターの「#差別企業DHCの商品は買いません」を見に行った。

すると、

「リップはいつもDHCです。コレからも買い続けます」

「NIKEの時全く発言してない奴が言うなや。なんで日本の企業が、日本人を重用すると言っただけでこんなに怒る？」

「こんなハッシュタグを作った連中に負けてはなりません。DHCを応援しましょう」

などといったリプライがあり、不買運動どころか「#DHCの商品を買います」「#DHC買います」「#DHC頑張れ」「#DHCを支持します」といったハッシュタグが林立している。これを仕掛けたと思われる人たちがDHCを叩いていたのは、16日の午前中の早い時間帯であり、それ以降はDHCの応援のリプライ数と勢いが圧倒的に上回っている。