テレビアニメ「鬼滅の刃」の第二期となる「遊郭編」の放送が2021年に決定した。ネット上で歓喜の声が上がるも、どの局で放送されるかは謎となった。

「鬼滅の刃」の特別総集編「兄妹の絆」(20年10月10日)、「那田蜘蛛山編」(同10月17日)はフジテレビで放送されたため、地上波の放送権はフジテレビが持っていて、二期はフジテレビで放送されるとされていたが、「2021年に放送が決定」の中にフジテレビの名前が無かった。

 

「鬼滅」はどのテレビ局も垂涎のコンテンツ

 

「鬼滅の刃」第二期の舞台は「鬼の棲む遊郭」。主人公の竈門炭治郎が所属する「鬼殺隊」で最高位剣士「柱」の一人、宇髄天元(うずいてんげん)が活躍する物語になる。現在上映中の映画「『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入は374億円を突破し日本映画史上ぶっちぎりの1位をばく進、観客動員数は2727万人を突破した(興行通信社調べ。15日に発表)。それだけに二期も大ヒットが約束されている。どのテレビ局にとっても垂涎のコンテンツなわけだが、放送局の発表は無かった。テレビ放送を特別編集した総集編はフジテレビが放送していることで、放送権はフジテレビが取得したとされ、二期からはフジテレビで放送される、との予想が出ていた。

 

もともと「鬼滅の刃」は東京MXテレビなどの独立放送局で放送された。これは簡単に言えば東京MXテレビの放送枠を制作サイドが「買って」放送する、というスタイルだ。フジテレビなどのキー局が放送しているアニメは、キー局が制作側に入るのが殆どで、例えば「フジテレビアニメ」といった言い方をされ、フジテレビの収益に関係してくる。

 

「ワンピース」前の9:30から放送できるのか?

 

メリットデメリットもあり、MXテレビなどで放送するアニメは制作サイドがそれなりに自由に作れるものの、独自で資金調達をしなければならない。キー局の場合はキー局から資金が投入されけれども、内容などはキー局の意向が反映される。

仮にフジテレビが毎週日曜日に放送している「ワンピース」の前(午前9時00分放送開始)に「鬼滅の刃」を持って来た場合、二期は「遊郭」が舞台であり、残酷なシーンもあることから映画の続きの原作そのままに制作・放送できるかどうかは疑問だ。そもそも一期はMXテレビなどの独立局で成功したわけだから、それを継承しても問題はない。現在はフジテレビを選ぶか、従来通り行くのかの綱引きをしている段階だ。

(リンク)

「鬼滅の刃-兄妹の絆-」公式HP

https://kimetsu.com/anime/movie/

「鬼滅の刃」公式HP

https://kimetsu.com/anime/risshihen/story/?story=15