歌手のGACKTさん(47)が飼い始めて5カ月の愛犬を里親に出した。それが「人間として信じられない」と大炎上している。
「GACKTが愛犬を里子に出しました」というYouTube動画は2021年2月15日現在で36万回以上再生され、「グッド」ボタンが6923回、「バッド」ボタンは2万7000回押されている。コメント欄に批判が殺到したため、動画のコメント欄がオフになった。
師匠の奥さんが酷いペットロスになってしまった
この動画は2月10日に「GACKTちゃんねる」にアップされた。ドキュメンタリー仕立てになっていて、GACKTさんが大阪に行き乗用車に乗り里親先の家に向かうシーンから始まる。胸に飼い始めてから5カ月という愛犬「フェンディ」を抱いている。「フェンディ」はたまにGACKTさんの顔をペロペロ舐めている。
里子に出そうと思ったのはGACKTさんのポーカーの師匠でプロポーカープレイヤーの土川鉄也さんの愛犬が亡くなったため。土川さんの奥さんが酷いペットロスにかかり、毎日泣き暮らし「先に進めない」状態になっているからで、
「この子(フェンディ)と生活して5か月経ちますが、もちろん寂しいという気持ちもありますが可愛がってもらえれば。大切な師匠だからまた新しい生活が始まってくれたらいい」
と語った。奥さんは立ち直るため新しい犬を飼いたいと思っているけれどもそれができない状態だから「GACKTに無理やり犬を押し付けられた」とう筋書きで奥さんに「フェンディ」を渡す、という筋書きを作った。
「バイバイ、元気でね、フェンディまたね」
奥さんにフェンディを渡すと奥さんは涙が止まらなくなってしまった。GACKTさんは、
「フェンディ、お前あれだよ、奥さんを元気にしなきゃダメなんだよ。分かった?分かった?」
「まぁ僕も犬、今までたくさん飼ってきて亡くした、失ったからさ、僕もよくわかるんで。また新しいパートナーと共に思い出と一緒に前に進んでください」
そして家を出る前にGACKTさんはフェンディに、
「賢いね、バイバイ、元気でね、フェンディまたね」
と挨拶した。帰りの車中でGACKTさんは、
「寂しいね。やっぱ流石にね、この数か月間一緒にいたからね。寂しいね。お別れのとき泣きそうになってしまったな。でも、奥さんがあれだけ喜んでくれたから。やっぱり辛いんだよね、あれだけ泣いてるって」
と語り動画は終了した。
この動画についてTwitterには、
「自分の物をあげてる感覚でしかないんだなと見てて思います。犬も感情があるのにな。 捨ててるのと一緒だろ」
といった意見が出ている。また、
「ペットショップやブリーダー、保健所から購入とか譲り受けてプレゼントをする発想は無いのだろうか?」
という疑問も多い。
(リンク)
「GACKTが愛犬を里子に出しました」(GACKTちゃんねる がくちゃん)
https://www.youtube.com/watch?v=Gr3mLOKqndo