韓国の市民団体大手「VANK(バンク)」が動画配信の米Netflix (ネットフリックス)に対し、大人気TVアニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎の耳飾りが旭日旗を連想させるのに、なぜ配信をしているのか。「戦犯国である日本の歴史をしっかりと説明するように」と要求した、と2021年3月6日に韓国通信社最王手、聯合ニュース日本語電子版が報じた。

 

映画「無限列車編」の韓国版はデザインを変更

 

炭治郎の耳飾りが旭日旗に似ているという韓国内での批判は、実は「週刊少年ジャンプ」連載中からあり、2019年4月に放送開始したアニメの大ヒットで、韓国で放送されていないにも関わらず騒ぎが大きくなった。これらを鑑みて2021年1月27日に韓国で公開した映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、炭治郎の耳飾りのデザインを変更。赤い太陽から放射線状に伸びていた線を、太陽の下に横線をいれる形にした。映画「無限列車編」は韓国でも大ヒットしている。

今や世界規模で愛されているアニメ「鬼滅の刃」だが、「無限列車編」のように「韓国仕様」にはなっていない。韓国の市民団体は、ネットフリックスが全世界に「戦犯国日本」の旭日旗をばら撒いているとし、「日本の歴史をしっかりと説明するように」と要求したわけだ。

 

「日本人はこんな韓国に飽きた気がします」

 

今回のニュースについてNNJニュースがいくつかの韓国の掲示板を検索したところ、こういう流れになることを予想している人が多く、特に驚いている様子はない。掲示板には、

「ドイツのハーケンクロイツを彷彿とさせる画像を送ったら、近隣諸国は元気になりますか?」

「私は日本が好きではありませんが、日本のマンガを見るのはどうでしょう?私の好みに合わせて修正して見ることができるため、とても快適で、とても幸福な愛国者です」

「客観的に、旭日旗とはまったく似ていなくても、縞模様を見れば泡を噛むのはもう驚くことではありません」

といったものが出ている。一方で、

「反日は問題ではありませんが、反日(私は一日中反日しかしません)が問題です」

「日本人はこんな韓国に飽きた気がします」

「本物の韓国人は、ダメージの妄想を持って生きる馬鹿のような人々です」

というのもある。

(リンク)

「VANK」韓国サイト

http://www.prkorea.com/