2022年7月2日に沖縄アリーナで開催された格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」。メインイベントは朝倉海選手(28=トライフォース赤坂)と韓国のヤン・ジヨン選手(26=Jeju Team the King)の対戦。ポスター中央には海選手の大きな写真が掲載された。ところが、海選手は右手の故障で欠場。その欠場が発表されたのは、試合2日前の6月30日。「RIZIN」2戦全勝のシバター(36)は、自身のYouTubeチャンネルで「客を舐めるのもいい加減にしろ!!」と「RIZIN」にキレた。

欠場発表前日の煽り映像で故障に触れず

シバターは海選手の欠場が「RIZIN」の公式HPと、海選手自身のYouTubeチャンネルで発表された直後の6月30日。「RIZIN沖縄大会、朝倉海 欠場!発表遅すぎる闇」との動画をアップした。海選手が故障し試合に欠場するのはしょうがないことだが、故障したのは2週間前。しかも緊急手術が必要な状態。試合に出られないことは、故障の翌日に通院し分かっていたはずだ、と訴えた。また、欠場を発表する前日には「RIZIN」公式YouTubeチャンネルで、生放送の煽り番組を配信。この時に海選手の紹介をしたが故障については触れなかった。海選手の代わりに昇侍選手(39=KIBAマーシャルアーツクラブ)が戦うことが決まったが、昇侍選手へのオファーは事前に行われたのは分かっている。

「客を舐めるのもいい加減にしろ!!」

と叫んだ。

代打の昇侍選手は骨折、3R一本負け

というのも、海選手目当てに沖縄に行くファンはたくさんいる。海選手が出ないことが分かったら行くのを止め、入場チケットや飛行機、宿泊のキャンセルが2週間前ならできたはず。それが2日前の夜となれば難しい。本当にファンのことを考えていれば、もっともっと早く対応が出来ていたはず。

「ちょっとよろしくなさ過ぎる!酷すぎる!遅すぎる!」

「RIZIN大丈夫!?最近迷走していないですか?オレが言うのもなんですが、『迷走の原因はお前が作っているじゃないか!』というツッコミが入りそうですが、でもRIZIN最近おかしいよ」

とした。なお、海選手の代役で出場した昇侍選手だが、2日はメインイではなく後半戦スタートの第9試合で対戦した。61キロ契約だったヤン選手と66・0キロでの対戦となり、3R中盤に飛び膝蹴りを受けマットに倒れ、裸締めで締め落とされ一本負けを喫した。昇侍選手は試合後のインタビューに右腕を三角巾で吊る痛々しい姿で現れ、

「1R目で尺骨が折れたのはわかっていたが、何度もけがをし、何度も復活するのが格闘技の世界。まだまだこんなところで終われない」

と語った。試合を行う準備は十分だったのだろうか。

 

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(リンク)

PROWRESTLING SHIBATAR ZZ「RIZIN沖縄大会、朝倉海 欠場!発表遅すぎる闇」

https://www.youtube.com/watch?v=dGtEbWRNgf8