WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人選手(28歳=ワタナベ)が2022年7月1日に自身のYouTubeチャンネルを更新。元k-1王者、武居由樹選手(25歳=大橋)が8月26日に挑戦するOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者、ピート・アポリナル選手(27歳=フィリピン)について語った。
ボクシング転向後、4試合連続KO勝ち
武居選手はボクシング転向後、4試合連続KO勝ち。5戦目にしてOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級のベルトを奪いに行く。対戦相手のアポリナル選手について京口選手は、和氣慎吾選手(34歳、FLARE山上)を3回TKO、久我勇作選手(31歳、ワタナベ)を初回KOした元WBOアジアパシフィック王者ジュンリエル・ラモナル選手を4月に10回KOで下した。同王者の戦績は18戦16勝(10KO)2敗。右ボクサーファイター、と説明した。そして、同ジムの久我選手に話を聞いたところ、
「強さも、上手さもある」
と聞いた、としたうえで、
「アポリナル選手は井上尚弥選手のスパーリングパートナーだった」
と明かした。井上選手と武居選手は同じ大橋ジム。そして興味深いことを語った。
パートナーは「みんな壊されている」
「井上選手のスパーリングパートナー『みんな壊されているからね』。みんな帰りたい、帰りたいと言っているらしい」
ただし、「モンスター井上」のパートナー経験はステータス。フィリピンでは自慢の種だという。そして、アポリナル選手はパートナーを2回引き受けた。そうした情報を伝えられ、
「2回お代わりされたということはタフですね」
とした。
「自分は(武居選手を)強い選手と認めているから勝ち切れると思っている。でもそう簡単じゃないから、簡単じゃないからこそ、パッとKOとかで勝てればもっとボクシング関係者の評価は上がるし、認めてもらえる。次の展開が広がる」
とし、武居選手の目指しているのは東洋太平洋チャンプではなく、世界チャンプであることを強調した。なお、武居由樹選手VS王者ピート・アポリナル選手の試合は8月26日、東京・後楽園ホールで行われる。
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京口紘人選手YouTubeチャンネル「武居由樹OPBF王者へ挑戦が決定」