元K-1スーパーバンタム級王者で、2021年にプロボクシングに転向した武居由樹選手(大橋ジム、25)が「那須川天心選手と戦える武尊選手が羨ましい」と語った。
5年ぶりの武尊選手とのスパーリング
これは2022年2月27日のK-1の大会で、スーパー・フェザー級王者の武尊選手(30)と、フェザー級王者の軍司泰斗選手(23)のエキシビションマッチ後の記者会見で語ったもの。まず、試合の感想を聞かれた武井選手は、お互い一歩も引かない打ち合いがあり、試合のような感じだった。自分がK-1チャンピオンだった頃を思い出したと語った。武居選手は武尊選手と2017年8月にエキシビションマッチを行ったことがある。そして近頃、大橋ジムで武尊選手とスパーリングをしたそうだ。5年ぶりの「対決」について、武尊選手のキレの良さが全然違うし、圧力のかけ方が凄くなった。周りながら戦おうと思ったが直ぐに捕まってしまい武尊選手の土俵に持っていかれた、と語った。
ボクシングで天心選手とやりたい
記者から、今年6月に武尊選手と天心選手の試合があるけれど、両選手のうちどちらの選手が羨ましいか聞かれると、武居選手は、
「僕は武尊選手の引退試合の相手になりたいとか、ボクシングで天心選手とやりたい、と言っていますが、これからのことを考えると天心選手と戦える武尊選手が羨ましい」
と語った。キックボクシングからは元K-1スーパーウェルター級王者の木村ミノル選手(28)など、プロボクシングに転向する選手が増えている。
(リンク)
K-1【official】YouTube channel(武居由樹選手記者会見)