スポーツ界からのロシアの締め出しが始まった。2022年2月26日にボクシング主要4団体の国際ボクシング連盟(IBF)、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)、世界ボクシング協会(WBA)がロシアでの試合を認めないとする共同声明を発表し話題になったが、28日に国際オリンピック委員会(IOC)がロシアと同盟国のベラルーシを各種大会から除外するように勧告したため、以降一気に広がった。
フィギュア世界選手権は3月下旬なのに、、、
IOC勧告後、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)が主催大会へのロシア代表と同国クラブチームの出場を停止。ワールドラグビー(WR)もロシアとベラルーシの活動を即時停止。これによって両方のワールドカップへの出場が絶たれた。国際スケート連盟(ISU)がロシアとベラルーシの出場停止を宣言し、3月下旬の世界選手権出場は夢となった。国際アイスホッケー連盟(IIHF)はロシアとベラルーシの代表チームを国際大会から除外。世界カーリング連盟(WCF)、世界バドミントン連盟(BWF)、国際水泳連盟(FINA)もこれに続く。
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