朝日新聞出版の電子コミックサイト「ソノラマプラス」は、伊藤潤二先生の傑作中の傑作と言われるシュール作品「首吊り気球」を2021年7月18日まで無料公開すると発表した。
16日に東京オリ・パラ関連イベント「Tokyo Tokyo FESTIVAL」で巨大な顔の気球が代々木公園で打ち上げられ、ネットで漫画「首吊り気球」にそっくりだと盛り上がったことを受け、無料公開することが決まった。
恐怖をもう一度味わいたい方もいらっしゃいませ~
ソノラマプラスは16日、Twitterで、
「『首吊り気球』3日間限定で公開!皆さんがこのニュースを見て『首吊り気球』のようだと言ってくださっているのを見ましたそこで編集部でも検討し、7/18まで無料公開します! 読んだことない方も、あの恐怖をもう一度味わいたい方もいらっしゃいませ~」
と呟き、無料サイトへのリンクを張った。
巨大な顔気球は、現代アートチーム「目[mé]」が企画した《まさゆめ》というプロジェクト。「唐突に巨大な顔が東京の空に浮かぶ」のを目にすることにより、直面しているパンデミックなどの危機に向き合い、何かを見い出してもらいたいとの目的で実施された。これが伊藤先生の「首吊り気球」に登場する「巨大な生首」にそっくりだと話題になった。「巨大な生首」は首吊りワイヤーをぶら下げ空から人間に襲いかかり、首を吊ろうとする。
(リンク)
漫画「首吊り気球」無料公開ページ
http://sonorama.asahi.com/comic/itouzyunnzi-kikyuu.html
ソノラマプラス公式Twitter