「瀬戸内海のプラゴミでスニーカーを作る」「プラスチックの原料って石油。知られてないんですけど」などと発言したセクシー大臣・小泉進次郎環境相(39)。だからなのか過去の問題発言を掘り返す動きがネット上にあり、また、トンデモ発言が見つかってしまった。
人口減が進むなか、将来に悲観的な1億2千万人より、自信と楽観のある6千万人のほうがいい、というもので、「日本の人口は半分でいい」と捉えられてしまった。
私たちが持たねばならない発想とは何か
これは朝日新聞電子版が2016年9月28日に報じた「『人口減を悔やむ発想から早く飛び出せ』自民・小泉氏」という記事。全文が小泉氏の語りで構成されている。自民党農林部会での講演だ。
まず、日本の人口減は止まらない。そこで、私たちが持たなければならない発想は何か、と問いかけた。そして、
「将来に悲観的な1億2千万人の国と、未来に楽観的で自信を持つ6千万人の国だったら、どちらの方が未来があると思いますか。極端な例かもしれませんが、私は悲観的な1億2千万人の国より楽観と自信を持った6千万人の国の方がよっぽど強いと思う」
とした。
減り続けるのを悔やむ発想から、減ってもやれるという成功例を生み、大丈夫だという楽観と自信を生む。これにより人口が下げ止まる環境を作り、新たな発展への道を描くことになる、というもの。
「楽観と自信を持った1億2千万人の国を作れ!」
基本的に何を言っているのかはよく分からないが、少子化の容認や諦めのようにも取れる。また、日本人1憶2000万人は総じて将来に悲観的であるから不要で、未来に楽観的な6000万人を育て、日本を人口6000万人の強い国にしたい、とも読める。
ネットでは、
「進次郎『下級国民は死ね』」
「これもう優生思想だろ 政治家のする発言じゃない」
「イルミナティの人類削減計画みたいだなw」
「環境をベースにした新しいナチズムみたいで気持ち悪いわ」
「楽観と自信を持った1億2千万人の国を作るのがお前の仕事じゃないのか」
などといったコメントが出ていて、賛同する人は少ない。
(リンク)
朝日新聞「『人口減を悔やむ発想から早く飛び出せ』自民・小泉氏」(2016年9月28日)
https://www.asahi.com/articles/ASJ9X516BJ9XUTFK00F.html
YouTube動画「小泉進次郎『プラスチックの原料って石油なんです』」