高須クリニックの高須克弥院長(76)が2021年4月26日、名古屋市長選で4期目の当選を果たした河村たかし名古屋市長(72)との絶交を自身のTwitterで明かした。

市長選が終わるまで、その事は言わないでいたのだという。絶交の理由は、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」を発端とした愛知県知事リコール運動。署名偽造が問題になった際に河村市長は「リコール運動は止めたのに関わらず、高須院長が勝手にやった」と発言したため。筋が通らない人は全部絶交してきた、とした。

「わしゃぁ知らんがね」って、そりゃあ無いでしょう

高須院長は26日Twitterで、河村市長との絶交を報じるメディア記事にリンクを貼り報告した。その一つが名古屋テレビ(メ~テレ)。高須院長が電話取材に応じた音声動画がある。

高須院長はこう語った。

「(河村市長を)応援してましたんで、勝たれて嬉しいと思います。あっ、もうこれで、あの、義理を果たしましたんで、関係を断ちますんで、友達でいえば絶交ですね、はい」

「『リコールやろうとおもうけど手伝ってくれるかね』と(河村市長が)言うから、じゃぁ全力でお手伝いしますと言って始まったんですから。で、いつの間にやら(笑い)『高須さんが、わしゃぁ止めとるのに、リコールを始めたんで。わしゃぁ知らんがね』って言って、そりゃあ無いでしょうって言って、筋を通さない友達は全部絶交しますから、僕」

高須院長、河村市長お互いの説明が食い違う

愛知県知事リコール運動は2020年6月2日に結成された政治団体「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」によって進められた。代表は高須院長で、公式HPには河村市長が応援者として掲載されている。しかし、高須院長はかねがね「河村市長にリコール運動を誘われた」と発言した。設立記者会見には河村市長が出席するはずだったが「なぜか欠席した」と、欠席は謎だと語っている。署名活動には河村市長が応援に駆けつけている。また、事務方の責任者の選出について、高須院長は河村市長から紹介されたと言い、河村市長はそれを否定している。今年3月9日に行われた名古屋市議会ではリコール署名偽造事件に関し河村市長の責任が追及された。河村市長は署名活動の「中心人物」ではない、と改めて主張していて、「中心人物ではない」ということの理解が得られた、との認識を示している。

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(リンク)

高須院長の音声動画が掲載されている名古屋テレビ(メ~テレ)公式HP

https://www.nagoyatv.com/news/?id=006353

高須院長公式Twitter

https://twitter.com/katsuyatakasu

/status/1386472717881278465