子供の日の2023年5月5日夜、神田沙也加さんの名前がTwitterトレンドで急上昇した。神田さんの過去のVTRがテレビで流れたからだが、理由はそれだけではなかった。神田さんの歌を聞くアイドルグループがワイプで抜かれ、はしゃぐ姿が放送されたからだ。

「不謹慎だ!」という声が出る一方、神田さんは視聴者を喜ばせたいと歌っている。楽しんで何が悪いんだ!と逆に大きな批判が押し寄せ論争に発展した。

「コイツらなんで笑ってんの?」

5月5日に放送されたテレ朝系「ミュージックステーション」(Mステ)の2時間スペシャル。子供の日企画として「ディズニー100周年記念」とコラボ。同番組37年間のプリセンスソングBEST10が組まれ、過去に放送したパフォーマンス映像が流れた。ベスト1に選ばれたのは映画「アナと雪の女王」を歌う神田さん。「生まれてはじめて」「雪だるまつくろう」が選曲された。どれもバラード調、語り掛けるように歌う静かな曲。神田さんの映像の右上に、出演歌手たちの様子がワイプで抜かれる演出があった。殆どはしんみり、じっくり聞き入る姿がそこにあった。しかし、7人組ユニット「ブルーベリーソーダ」だけは違った。ネットで「コイツらなんで笑ってんの?」といった声が挙がった。

「不謹慎アイドル」って呼ばれそう

「ブルーベリーソーダ」はTBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」から誕生したユニット。総合プロデューサーは秋元康さん(65)。14歳~18歳のメンバーで5月3日、デビューシングル「天使が通る」が発売されたばかり。神田さんの映像を見ながら「はしゃぐ」「笑う」「歌う」という批判だが、デビューしたてのアイドルの様子で穏やかなもの。ただ周りと比べれば場違い感、温度差が目に付いた。Twitterでは、

「Mステ見てたけど 笑ってて怖い」

「他の人達が悲しそうにしてるのにノリノリで口ずさんで笑ってるの不快」

「ブルーベリーソーダは今日から”不謹慎アイドル”って呼ばれそうだな」

「女優になりたいのにアイドルしてる子たちに腹がたった。あんなに騒げるものなんだ、、、」

「いくら若い子でも勉強し把握しておくべきでは?とも思ってしまう」

などといった投稿が出た。

楽しそうな様子を見て喜んでいるはず

アイドルとして可愛く映ることしか頭に無い、そう思われてしまったことも神田さんファンの怒りを買ってしまった。しかしこの「炎上」、逆に大きな反発が起きた。神田さんは視聴者を楽しませたい、喜んで欲しいとパフォーマンスをしている。「はしゃいで何が悪い!」。「神田さんも喜んでいるのではないか」「亡くなった歌手やコメディアンの過去映像で、おとなしくするなどというバカな話はない」という意見もあった。そして、論争を見た人たちからこんな意見もツイートされている。

「はしゃぐ世代が悪いって訳じゃなくて、まだ悲しみが深い人達もいるって話じゃ? スタンドバイミー見ると最後の方切なくなるし、『負けないで』『ピンクスパイダー』聞くといまだに複雑な感情になるよ私が通ります」

「歌っていた時には人に笑顔になってもらいたいから歌っていたと思うので、はしゃいでたり笑顔で見たりする方が良いのかも。でも、事情を知ってると悲しくなっちゃいますよね」

 

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