神田沙也加さん(享年35)の急死に、「えみつん」こと声優の新田恵海さん(36)が悲しみのtweetをした。2人はミュージカルや音楽CDなどでの共演があり、「えみさや」「つんさや」と呼ばれるほどの仲の良さで知られている。ネットでは、神田さんにえみつんのような「鋼のメンタルがあれば、、、」「鋼のメンタルを分けて欲しかった」などと惜しむ声が出ている。
「これからもずっと憧れで、大好きだよ。」
神田さんは2021年12月18日に札幌市内のホテルで高層階から転落し、同日午後9時40分に死亡が確認された。自殺の可能性もあるとして警察は調べている。この日はミュージカル「マイ・フェア・レディ」の札幌公演をで、体調不良のため休演していた。新田さんは19日にTwitterで、
「とても信じられないし、受け入れられない。。ただただ残念でなりません。。あなたの歌に触れられたこと、共に歌えたこと、同じ時間を生きられたこと。関われたすべてが、人生の宝物です。本当に美しい人でした。これからもずっと憧れで、大好きだよ。どうかゆっくり休んでください」
と悲しみのtweetをした。
ネットでは神田さん、新田さん二人が抱き合う写真が話題になっている。神田さんのInstagramにアップされたもので、
「休憩でひと息つきたい気分の時のえみつんとのハグタイム。日課の癒し。ぎゅーっ。」
と神田さんの説明書きがある。
10分の1でも分けて上げられたらなぁ
ブロードウェイ・ミュージカル「キューティ・ブロンド」の全国公演で共演した際のもで、2017年2月28日にアップされた。ネットではこの写真を見て、
「えみつんの鋼のメンタルがあったなら…」
「沙也加にも、鋼のメンタルを分けてやれれば。。。」
「えみつんの10分の1でもメンタルの強さを分けて上げられたらなぁ」
「神田沙也加に新田恵海のメンタルがあれば」
などといったことが掲示板に書き込まれ、悲しみに浸っている。
新田さんはアニメ「ラブライブ!」声優のアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」で、2015年年末のNHK紅白歌合戦に出場、翌年の3月31日、4月 1日に行われた東京ドームライブを成功させた。しかし、その直後に新田さんのAV(アダルトビデオ)出演疑惑が週刊誌で報じられた。ネット上にそのAVの動画や写真が拡散。アニメ、声優といった立ち位置だけにオタクからの厳しい批判が殺到。その凄まじさは声優業の廃業どころか自死に追いやるものだと心配されたが、新田さんは「またこれ?自分ではない」と否定。それまで所属していた芸能事務所は離れたが、これまで通り声優と歌手、そして新たにミュージカルに進出するなど活躍。それで「鋼のメンタル」と言われた。「鋼のメンタル」は当初、新田さんを罵倒する意味で使われたが、現在は新田さんを尊敬する言葉にもなっている。
(リンク)
新田恵海公式Twitter
https://twitter.com/nittaemi85/status/1472374955644194817
神田沙也加Instagram