「女性がいると会議が長くなる」などと発言し「女性蔑視だ!」と激しい批判を浴びている東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞任する意向を周囲に伝えた、と2021年2月11日昼過ぎに各メディアが一斉に報道した。後任は日本サッカー協会(JFA)元会長で、日本バスケットボール協会を立て直した実績がある川淵三郎氏(84)で調整するという。
ネットでは川淵氏に対する期待が高まる一方で、「お爺ちゃんOUTお爺ちゃんIN」「83の次に84…大丈夫か日本」など、若手は人材不足なのか?という嘆きが出た。
IOCが9日に一転し「完全に不適切」との声明
報道によれば、森会長は発言を謝罪撤回し辞任はしないと語っていたものの騒動は収まらず、アスリートや大会スポンサーなどから批判や辞任を求める声が上がり続けた。当初は「謝罪によりこの問題は終わった」としていた国際オリンピック委員会(IOC)が9日、一転し「完全に不適切」との声明を出し批判。東京都の小池百合子知事は10日、今月に予定されているオリンピックのトップ級4者会談を欠席する意向を出した。そんなこんなで森会長は完全に辞任に追い込まれる形になった。明日12日の午後3時から行われる組織委の「合同懇談会」で辞任が決まるのだという。
「女性の候補者はいないのか?」の声も
後任の最有力候補として名前が挙がっているのは川淵氏。ネット上では、
「スポーツ会において日本一の剛腕だと思う」
「キャプテンは国民栄誉賞を渡すべき人です。jリーグを作ってバラバラだったバスケを統一してBリーグを作った人だよ」
といった賞賛の声も上がっているのだが、
「まさか森氏よりも年上になるとはね。本当に若手を育てないといけませんね」
「84歳・・・なんで爺さんばっかりなんだ・・・」
「お爺ちゃんOUTお爺ちゃんIN」
「次回からはせめて50代以下の人選で世代交代をはかってほしいです」
といった声が出た。また、
「森さんを叩くだけ叩いておいて、日本の女性で世界に発信できる人材いないのかよ笑」
などと今回の後任は女性に任せるべきでは、と考えている人もいる。
(リンク)
日本サッカー協会公式HP
川淵三郎(日本トップリーグ連携機構会長)Twitter
https://twitter.com/jtl_President?ref_src=twsrc%5Egoogle%
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