免停中に無免許運転を繰り返し道路交通法違反の罪に問われた元都議会議員の木下富美子被告(55)が、初公判でもトンデモ発言を繰り返し、裁判長も激怒したとネットで話題になっている。「交通違反で交通ルールを学習していた」「罰金を払い罪を償っていた」などというものだ。

「資料が重かったので無免許運転をした」

日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(2022年1月25日放送)では、リポーターの東ふき さん(45)が東京地裁前で生中継した。木下被告は過去4回の運転免許停止と、携帯電話のながら運転等およそ4年間で12回の交通違反、都議選のさ中の昨年5月29日から7月2日にかけ7回の無免許運転、7月2日には男女2人に軽傷を負わせ逃走し、書類送検されている。

東リポーターは、木下被告のトンデモ発言に裁判長が声を大きくする場面があったとした。検察から、選挙のプレッシャーから無免許運転をしたと言っているが、都議会の議会棟に行くのも車に乗ったのはなぜか、と聞かれると、

「資料が重かったので自分で持つのは大変だったので車で行った。プライベートで無免許運転をしたことはない」

と答えた。これだけの交通違反をしたのはなぜかについては、

「罰金を払うことで罪を償っていると思っていた」

さらに、

「本当に勉強し直さないといけないレベルだった。違反することで、学習している感じだった」

と答えたという。

裁判長「普通それ、運転できないでしょ!」

無免許運転の罪の重さを認識しておらず、警察、検察の調べを受けるなかで徐々に理解していった、ということだが、これを聞いた裁判長が、

「普通それ、運転できないでしょ!ダメでしょ!」

と大きな声を出したと東リポーターは語った。検察は、都議の立場で常習的に犯行に及んだとし懲役10カ月を求刑した。判決は2月15日に言い渡される。こうした木下被告の一連の発言にネットでは、

「免停繰り返してる時点で学ぶ能力が無いじゃん」

「罰金払えばすべてチャラ!金さえあれば何度やっても構わないって考えるのか 恐ろしい」

「ここまで行くとこの人交通違反以外にも人生で色々やらかしてそうなんだが」

などといったことが掲示板に書き込まれている。

 

(リング)

木下富美子元都議Twitter「ツイートは非公開」

https://twitter.com/kinoshitafumiko