日本共産党の伊藤岳参議院議員(61)が2021年9月1日、埼玉県の新型コロナ感染者宅に届いた自宅療養セットの写真をTwitterにアップし「食えるものじゃない」と呟いた。ところが写真に写っていた食材は充実しているように見えた。自宅療養は政治の問題であり、届けてくれた保健所の方々を侮辱するものだとの批判が出て、伊藤議員のTwitterは「炎上」。伊藤議員が当該tweetを削除するも、なぜ批判されたのかを理解していない、との批判が再び上がり、「炎上」が継続中だ。
「自宅療養が基本」の政府方針をただちに撤回せよ
発端となったのは伊藤議員のこのtweetだ。
「#自宅療養 を終えた、さいたま市の方から、『これが、保健所から届いた自宅療養者用セットです』と見せていただいた。カレー、やきとり、ソース焼きそば…高熱にうなされている時に、食えるものじゃない。食事も、医療、療養の一部。『自宅療養が基本』」という政府方針を、ただちに撤回せよ」
これに対し、食材のラインナップが豊富で良いチョイスだ、軽症の人も熱が高い人にも配慮している、との声が上がった。そもそも軽症者の自宅療養を基本にしたのはあなた方政治家であり、こうした食材を調達し、配達している保健所の方々を虐めるようなtweetだ。日本共産党は批判ばかりではなく、自宅療養に代わる対案を出すべきだ、との批判が上がって「炎上」した。
日本共産党の病院でコロナ患者受け入れすれば?
伊藤議員は批判を受け9月3日、
「私の投稿には、私の真意が伝わらない記述があったので、ツイートを削除します」
としたうえで、
「本来ならば、入院が必要な方々だ。行政や保健所が食料・飲料品セットを配っておられるのは大事だが、その方の症状に合わせた食事の提供が必要。自宅療養が基本、の政府方針ではダメだ」
と説明したが、これにも批判が続出。どうして皆が怒ってるか分かってない、ズレている、と怒りの声が上がり、
「いくらすり替えようとしても、『食えるもんじゃない』と書いたことが消えるわけじゃないんですけど」
「私も陽性になり自宅療養しました。自治体に感謝してますよ。バランスのいい宅食でした。この状況の中でよくやってくれてます。 文句つけるだけなら誰でもできる。あなたを軽蔑します」
「やることなす事ケチをつけ足を引っ張る前に、貴方がたは何が出来るのか?教えてください」
「政府や各都道府県に協力して日本共産党と関係がある民医連系の全国の病院でコロナ患者受け入れしたらええんとちゃうか?大体『自宅療養が基本』って何や?中等症や重症者も自宅療養が基本なんか?」
などといった批判が書き込まれ「炎上」が収まる気配はない。
(リンク)
日本共産党の伊藤岳参議院議員のTwitter