日本のデジタル社会の司令塔となるデジタル庁が、菅義偉首相(72)の肝入りで2021年9月1日に発足した。平井卓也デジタル大臣(63)はこの日、公式ホームページでメッセージを発信した。そこに、日本流のデジタル化を武士道になぞらえ「デジ道」と呼んでいるとした。事務方トップのデジタル監には石倉洋子一橋大名誉教授(72)が就任した。発足式後の会見で、自分はデジタルの専門家ではなく、知識があるわけではないが、デジタルってすごいなと思う、と語った。
野球ルール知らない二人がGMと監督やるようなもの
平井大臣はメッセージで、行政、医療、教育をはじめ全ての国民が情報にアクセスでき、デジタル化の恩恵を享受できるように取り組む。「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を目指し、世界に誇れる日本の未来を創造する、とし、
「デジタルによって人助けをする。それが我が国の進めるデジタルの本質であり、私は、その日本流のデジタル化を、武士道になぞらえ、『デジ道』と呼んでいます」
とした。これにネット上で、
「くだらねー駄洒落言ってんなよ頭Hiphopかよ」
「日本流のデジタル化ってなんや?」
「もうダメみたいですね」
「バカ言うな恥ずかしいわ切腹しろ」
「デジタルは徹底したロジカルだけの世界なのに、そこに精神論を持ち込んでどうするんだよw」
などといった意見が掲示板に書き込まれた。また、事務方トップの石倉デジタル監が発足式後の会見で、
「私はデジタルの専門家ではありません、エンジニアでもない。デジタルの知識があるわけではありません。デジタルってすごいなと、こういう新しいことは一応やってみたいというスタイルなので」
と語った、とニュースになると、
「何しに来たのこいつ?」
「武士になるんだっけ?」
「じゃあ断れよ」
「大臣が平井で、事務方トップがこいつだぜ?野球のルール知らない二人がGMと監督をやるようなもの」
などといった感想が掲示板に書き込まれた。
(リンク)
デジタル庁「平井卓也デジタル大臣メッセージ」
https://www.digital.go.jp/posts/FLnXHmJO
「デジタル庁発足式後のぶら下がり会見全文」(BLOGOS)