Youtuberの「ささやん」さんが2021年2月28日に「高須院長それは違う-文化人放送局の話-」という動画をYouTubeチャンネル「さささのささやん」にアップした。

高須克弥院長(76)が2月26日放送の文化人放送局「渡邉哲也show」に出演し、大村秀章愛知県知事(60)リコール運動の裏話を語ったが、「不正署名を最初に告発したのは僕です」という部分が完全に間違っていて、これが今後の警察の捜査に重要な意味を持つ、という。「ささやん」さんは大村知事リコール運動を深く取材しこれまで多くの動画をアップしている。

 

高須院長に「目を覚ましてくれ!」進言も聞く耳持たず

 

「ささやん」さんはまず「渡邉哲也show」は高須院長の本音と物の見方が明確になり意義のある放送だった、とした。特にリコール運動は「呉越同舟」の考え方で敵同士であるはずの右派、左派をスタッフに交えている。高須院長の話の趣旨は大村知事リコール以外はどうでもいいと思っていて、内部でおかしなことがあってもそんなのいちいち聞いていられない。

「なるほど!だから(2020年) 9月、10月の段階で、不正署名があると受任者や請求代表者が高須院長に直訴しても無視していた。何度も高須院長に忠告したり、嘆願し、目を覚ましてくれと言っても聞く耳を持たなかったのは、このような感覚であり、右から左に声が通って行くのかなぁと」

と語った。

番組の中で高須院長が完全に間違っている発言があった。それは「不正署名を最初に告発したのは僕です」という部分だ。

 

結果的にリコール事務局の検察告発は一番遅かった

 

「ささやん」さんは刑事告発に至る流れを時系列で説明した。

高須院長は2021年2月4日の会見で「不正署名は無い」と主張した。偽装や不正が無いという人は告発の動機がない。実は偽造署名の存在を初めて公にしたのは受任者(ボランティア)で、2020年11月5日頃。個人のTwitterで発信した。そして、12月4日にリコール請求代表者など十数名が共同記者会見を開き、不正の調査を嘆願した。大村知事はそれを受け、不正署名がかなりの量があるというのが本当ならば調査しなければならない、と発言した。

警察はこうした告発を受理するかどうか躊躇していた。というのも2021年4月に名古屋市長選があるため、河村たかし市長(72)の周りを嗅ぎ回れば選挙妨害とされるのを嫌ったからだ。2月1日、選管が刑事告発を検討という報道が出た。河村市長がそれに対し「速やかに刑事告発すべき」と発言。市長のお墨付きをもらったため愛知県警が動きを活発化したと聞いている、と「ささやん」さんは語った。高須院長がリコール事務局名義で顧問弁護士を通じ名古屋地検に告発状を送付したのが2月12日。結果的に一番遅い。

 

「維新の会がトカゲの尻尾切り?」

 

こうした時系列に拘っている理由は、

「請求代表者と呼ばれるボランティアの方々がどれだけ苦労して警察に悪事を暴いてもらうために証拠集めをしてきたか、そこを悟ってほしい。『8割不正』を言い出したのは選管ではなく、県内64ある選管を回って調べたボランティアの方々の言葉ですから」

とした。

ただし、この動画は高須院長が不正に関わっていた、ということを示すものではないと「ささやん」さんは語った。高須院長が不正に関わるメリットが見当たらない。そして、最新の動きとしてこう語り動画を終えた。リコール事務局長を務めていた日本維新の会の田中孝博元愛知県議が維新の支部長を辞任し維新の会も離党した。次期衆院選愛知5区の維新公認候補であり、これで衆院選出馬も無くなった。田中氏はまだ容疑者ではなく、維新のこの冷たい対応はなぜなのだろう、とした。動画の最後に「維新の会がトカゲの尻尾切り?」というテロップが出た。

(リンク)

「偽造署名問題!『重要な間違い』があるので指摘します」(さささのささやん)

https://www.youtube.com/watch?v=GzGvE8-Nn6g&list

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