東京都議会議員で元テレビ朝日アナウンサーの川松真一朗都議(40)が自身のYouTubeチャンネルを更新し、木下富美子都議(55)の謝罪会見について「反省しているようには見えなかった」「なぜこの人と今後も仕事をしなければならないのか?」などと語った。辞任しなかったことについて都議会、各都議にも批判が殺到。直接関係のない川松議員に対しても「お前も辞めろ!」といった批判を受けているのだという。

川松議員が「あり得ない!」と憤った行動

木下議員は無免許で車を運転をし、人身事故を起こし書類送検されたことを隠し選挙で当選。それがバレると体調不良を理由に4カ月間雲隠れした。都議会から辞職勧告決議を2度出され、事の説明を求める「召喚状」も正副議長名で2度出たが何れも無視。2021年11月5日に3度目の「召喚状」が出て、11月9日の議会に出席しなければ議員を除名されるこの日、木下議員は議会に出るため都庁を訪れた。議長、副議長に「議員は続ける」と告げ、そして謝罪会見を行った。11月9日の木下議員の様子を川松議員はこの日の夜、自身のYouTubeチャンネルで報告した。

木下議員が都庁に到着したのは午前12時。川松議員は「これはあり得ない」と憤った。午後1時から行われる公営企業委員会で、木下議員が質問に立つことになっている。その準備等々があり、1時間前の到着はやる気が感じられない。しかも、その足で向かったのは議長、副議長の元。「召喚状」が出ているため、それは交渉を意味する訳だが木下議員は一方的に「議員は続けます」と言って帰った。そして記者会見になった。

18日の議運委でフルボッコ?それとも欠席?

「下を向いてですね、反省している顔かもしれないですけど、その場だけ凌げばいいと思っているのであるならば、それは都民の皆さん、国民の皆さんに示しが付かない」

「今回の謝罪の様子だと、使われている言葉、それを見るとですね、本当に心から反省されて来ているのか、ある意味、開き直っているのか」

と川松議員は語った。

結局、公営企業委員会は開かれなかった。木下議員の委員会出席に反発し議員が会議室から出てしまったからだ。開始予定から10時間後の午後11時過ぎに流会となった。川松議員は、

「公営企業委員会のメンバーが部屋を出たというのも分かるし、今度、都議会の本会議まで彼女が出て来たとし、僕も同じ気持ちになりますよね。なんでこの人と仕事をする?」

とした。現在の都議会の様子は異常。テレビカメラが入っていて、こんなおかしなことが全国的に注目され、そして現場の都庁からその様子が全国に伝わって行く。

「こんな情けないことはない」

とした。

都議会の議会運営委員会理事会は木下議員に対し、11月18日に行われる議運委への出席を要請する。12日に決定した。ここでは主要5会派が10分間ずつ一問一答形式で木下議員に質疑することになる。木下議員はフルボッコにされることを嫌い、出席しない可能性もある。

 

(リンク)

YouTube「川松真一朗TV 都議会議員・元テレビ朝日アナウンサー」


【遂に現れた”問題都議”】都議選から4ヶ月 今日初登庁 委員会メンバーは激怒!! 議長に『辞職しない』」

https://www.youtube.com/watch?v=wNNYxqa2yoc