東京都武蔵野市が、3か月以上市内に住む18歳以上の外国籍の住民に日本人と同様に住民投票を認める条例案が2021年12月21日、市議会の本会議で採決が行われ賛成11反対14で否決された。

この結果がよほど悔しかったのか、毎日新聞は「街頭では『武蔵野が乗っ取られる』などと外国人の排斥をあおる主張も繰り返された」などと書き、批判を浴びている。毎日新聞と言えば、条例案撤回を求める自民党の和田政宗参議院議員(47)に「脅迫取材」をしたと話題になった。

本会議で賛成したのは立憲民主党と日本共産党

今回の条例案は、松下玲子市長(51)が先の市長選で公約をせずに当選、「だまし討ち」提出と批判を浴びた。また、3カ月以上居住している18歳以上の外国人に日本人と同様の住民投票権を与える、という曖昧な設定の「建付けの悪さ」が批判された。本会議で賛成したのは立憲民主党、日本共産党で、反対は自民党、公明党だった。票数はほぼ同じなため、可否は無所属議員が握り、「市民の納得が得られていない」という理由から2人が反対票を投じ、賛成11反対14となり否決された。

日本人目線の報道ではないのが良く分かる

この条例案は全国的な話題となり、自民党の国会議員などが市を訪れ否決を呼び掛ける街頭演説が行われた。そして、それに抗議する市民団体とのせめぎ合いがあった。なぜか、抗議には新聞記者が参加していて、和田議員は毎日新聞記者から「脅迫取材」が行われたと告発、

「『武蔵野市住民投票条例案撤回を』街頭演説後、毎日新聞後藤由耶記者に脅迫的取材を受けた。次の活動予定があるので『書面で』と依頼したが、執拗にカメラを向け追いすがりカメラが私の顔にぶつかる勢いに。毎日の公式回答は『通常の取材の範囲』 一般の方であればPTSDになるような恐怖を感じる取材」

「このような脅迫的取材を『通常の取材の範囲』とする回答は、ジャーナリズム出身者として許容できません。毎日新聞社はジャーナリズムではないと考えますので、今後、毎日新聞社の取材は一切受けません」

と12月8日にTwitterに記した。毎日新聞は条例が否決されたことについて12月21日、記事に、

「街頭では『武蔵野が乗っ取られる』などと外国人の排斥をあおる主張も繰り返された」

と、今回の条例案の可否判断とは全く関係のない記述をした。これに批判が集まっていて、

「つまりは 乗っ取りたい野心満々であると告白されましたね」

「この記者も工作員でしょうね」

「毎日新聞の李さん残念でしたね〜w新聞なんてこういう人が偏向記事を書いて庶民を誘導するんですよ。騙されてはなりません」

「名前みれば一目瞭然ですねwwいかに日本人目線のニュースじゃない良く分かります」

などといったコメントが掲示板に書き込まれている。

 

(リンク)

毎日新聞「外国人に住民投票認める条例案が否決 東京・武蔵野市議会」

https://mainichi.jp/articles/20211221/k00/00m/010/066000c

和田政宗参議院議員公式Twitter

https://twitter.com/wadamasamune/status/1468409909381574659