Joe Biden(ジョー・バイデン)米大統領(78)が2021年3月19日、大統領専用機エアフォースワンに乗り込む際にタラップで、何度も何度も足を踏み外し、一時タラップ上で蹲った。そうした動画や写真がフランス通信社AFPやイギリスのタブロイド紙「The Sun(ザ・サン)」によって全世界に配信された。

Air Force Oneでワシントンからアトランタへ

バイデン大統領はジョージアのアトランタで起きたマッサージ店連続銃撃事件に対応するため、エアフォースワンで首都ワシントンからアトランタに向かおうとしていた。颯爽と滑走路に現れ、タラップを上ったが、なぜかヨロヨロしていて、タラップの半分ほどで足を踏み外して左手をついた。二段ほど上がったところでまた踏み外し左手をついた。手すりを右手でつかみ体勢を戻そうとしたが、うまくいかずに、片膝をついて蹲まる姿勢になった。立ち上がると左脚を左手でさすり、再び階段を上り始めた。やっと登り終え振り返り敬礼も、前傾姿勢だったため前に倒れそうで危なかった。

米国の未来についてのドキュメンタリー

ザ・サンが公開したYouTube動画には1万件以上のコメントが付いている。そこには、

「スリーピージョーがついにタラップのトップに立ったとき、エベレストを征服したように感じました」

「人形からひもを切ったときのことを思い出します」

「私がレスリー・ニールセンの映画(「裸の銃を持つ男」など)を見た時には、私は、それらがコメディであると思った。しかし、それは、米国の未来についてのドキュメンタリーであると判明した」

などといったことが書き込まれている。