昨年大晦日の「RIZIN.33」で、YouTuberのシバター(36)と元k-1王者の久保優太選手(34)に八百長疑惑がでていることについて、2022年1月4日未明に久保選手が謝罪動画をアップした。
シバターの陽動作戦に乗ってしまったのは自分の甘さ、未熟さだとした。対戦が実現しなければスポンサーなどに迷惑をかけてしまうという強迫観念があった。そして対戦に100%の気持ちが作れなかった。今後、リングに立っていいのかどうか、もう一度考え直したいとした。
こんなに騒ぎになってしまい申し訳ありません
「今回の大晦日、ライジンの八百長疑惑でこんなに騒ぎになってしまい申し訳ありませんでした」
と久保選手は膝をつき深々と頭を下げた。シバターは全面否定しているが、久保選手はシバターから試合の「台本」を提案された。それは1ラウンドはお互い力を出さずに流し、2ラウンドで真剣勝負するというもの。2ラウンド開始前にタレントでYouTuberのてんちむさん(28)がラウンドガールをするため、視聴率的にも1ラウンドは終えたい。シバターは顔面に障害があり、パンチを貰うと試合続行が不可能になる。だから1ラウンド目に久保選手はパンチを出さない。シバターもパンチや怪我をするような攻撃はしない、という内容だと、久保選手は1月2日に「青汁王子」こと実業家の三崎優太さん(32)のYouTubeチャンネルで語っていた。ところがシバターは約束を破り、最初から全力で久保選手に襲い掛かり、フックを連発、棒立ち状態の久保選手に飛び付き式腕十字をかけ、あっという間に一本勝ちを収める
受け入れなければ迷惑が掛かるという強迫観念
「情けない話ではありますが、シバターの陽動作戦、SNS、電話。100%の気持ちを作れずにリングに上がってしまった」
自分はどうすればいいのか、試合直前まで悩んだという。シバターの「台本」を受け入れなければ試合を降りると言われた。久保さんは試合の成立を最優先し、シバターの提案に乗った。スポンサー、チケットを買ってくれたファン、RIZINそして自分の関係者に迷惑をかけてしまうという強迫観念があった。
「ライジンのリングを汚してしまった。スポンサー、ファンを失望させてしまった。これからリングに立つ資格があるのか。もう一度考え直したいと思います」
と深々と頭を下げた。
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(リンク)
YouTube「サラ久保ちゃんねる」
「大晦日、久保優太の真相をお聴きください」