作家の百田尚樹さん(65)が、「テレビの報道局員とアナウンサーは朝日新聞の洗脳を受けている」とtweetした件について、2021年3月9日放送のネット報道番組「虎ノ門ニュース」で解説した。テレビの報道局の空気は世間とは全く違うのだという。
各局の報道は朝日新聞をベースに作っている
発端となったのは百田さんが4日に呟いたこのtweetだ。
「私の見た経験で言うと、テレビ局の報道局員はほとんど洗脳されています。彼らは朝日新聞の書いてることは正しいと思い込んでいます。各局の報道は実は基本的に朝日新聞をベースにして作っています。近年、朝日新聞の売れ行きはガタ落ちしていますが、テレビ局の報道には依然力を持っています」
「マジでテレビ局の報道局員やアナウンサーと喋ってると、頭がクラクラするよ。ほとんどが、ただ『政府が悪い』という洗脳を受けていて、自分で考える頭を持っていない。それ以外の話をしているとまともなだけに、余計気持ち悪いし」
安保問題を話題にすると「お前何言うてんねん!」
「虎ノ門ニュース」は「テレビ局員は自分で考える頭を持っていない」と題し、百田さんが実体験をもとに解説した。
まず、百田さんの知り合いのバラエティー担当者が報道局に移動になった。久しぶりに会って雑談をしたところ「ビックリしました」と言われたという。安保法制問題をニュースで取り上げようと提案したところ、「お前何言うてんねん!」と報道局員全員に睨まれた。この人たちは完全に安保法制は悪だと思っていて、「どうなんかな?」と疑問すら抱かない。報道局の雰囲気は世間と全く異なっていると驚いた、との会話を紹介した。
この話について、ゲストで作家の門田隆将さん(62)は、
「自分の命を守るために何が必要か、ということが分からないまま考えている人たちだから、安保法制で自分たちの命、そして領土領海を守る、それを何とも思っていないわけですよ。この報道局員は」
と付け加えた。
アナウンサーもモロに洗脳されたようなトーク
どうしてこうなっているのか。それは朝日新聞の影響なのだという。百田さんは、
「朝日新聞と関係のない各局は基本的に報道のスタンスは朝日新聞を基準にしている」
とした。門田さんも朝日新聞は2000年以降、部数を300万部落としているにも拘らず、報道局員には信頼度が高いことを感じる、と語った。アナウンサーも同じなのだという。百田さんは、
「どうしても報道局員の書いたニュースを読まされレクチャーを受けている。大阪でもTV局とラジオ局が同じ(系列)ところが結構あって、有名なアナウンサーがラジオのパーソナリティーになり、やっぱりモロに洗脳されたようなトークをずっとしている」
つまり、朝日新聞の報道と論調に支配、洗脳され「自分で考える」ということができなくなっている、という主張だ。
(リンク)
DHCテレビ
百田尚樹Twitter
https://twitter.com/hyakutanaoki/