みずほ銀行でATMにカードや通帳が取り込まれる障害！メディアの取材に「自分で調べろ！」

みずほ銀行は2021年2月28日、現金自動預払機（ATM）で取引ができなくなる障害が発生したと発表した。17時30分過ぎも復旧していない。インターネットバンキング「みずほダイレクト」にも障害が発生している。

ATMに入れたキャッシュカード、通帳等が取り込まれ出て来ない事態も起きている。TwitterなどのSNSでも被害にあった方々の報告が続々と出ていて、それに対しどんな状況か取材しようとしたメディアが怒りを買い「自分で調べろ！」などと袋叩きに遭っている。

ATMが人を飲み込んだみたいなこと言ってた

みずほ銀行によると28日午前からATMが利用できないといった苦情が寄せられた。なかにはATMにキャッシュカードや通帳が取り込まれ取り出せなくなった人もいる。公式HPには、

「一部の店舗に設置のATM・店舗外ATMのサービスを停止しておりますとともに、ATM・みずほダイレクトにおいて、一部のお取引がご利用いただけない状態となっております」

と掲載されている。通帳等など取り込まれた人には、後日連絡し返却する。現金引き出しを急ぐ場合は、イオン銀行、イーネット、セブン銀行、ローソン銀行のATMを利用してもらい、かかった手数料は返金するとしている。傷害が起きた原因は明らかになっていない。

SNSで被害報告が続々と発信されている。Twitterには、

「私も通帳を飲み込まれました。インターホンは２時間繋がらず、警備会社も来ず、諦めてその場を離れました。さっきやっとみずほのフリーダイヤルに繋がり、対応をお願いしました。出かける予定もダメになり、散々な午後となりました」

「通帳吸われてから2時間足止め食ってるけど、その間、被害者である私たちが他の来店客に事情説明して帰ってもらってる、っていう意味不明な状況。みずほ銀行は電話も出なければ誰も来ない」

「入口にお巡りさんが3人いて、入ろうとした女性に『システム障害で全部使えないんですよ、記帳しに来た人も飲み込まれちゃって、今日は他の銀行でおろした方がよいですよ』って、ATMが人を飲み込んだみたいなこと言っていたからビックリした！」

などが報告されている。

こうした状況を取材しようとメディアが走っていて、

「日本テレビ『ZIP！』を担当している者です。こちらのツイートについて、詳しくお話をお聞きしたくご連絡いたしました。よろしければ相互フォローの上、DMでお話をお伺いできませんでしょうか？お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします」

などと取材の申し込みが散見される。しかし、これに怒りを覚える人が続出していて、

「お前ら人が困ってる時に訳のわからんツイートするなゲスメディアが！」

「自分で調べろ」

「記者さん自分でやってみればいいんだよ」

「地上波って、まともな取材能力がないんだね。生きてて恥ずかしくない？」

「マスゴミ定期」

といった批判に晒されている。

(リンク)

「みずほ銀行におけるシステム障害に係る対応状況について」(2021年4月5日)