元フィギュアスケート五輪代表の織田信成さん(34)が2021年4月16日放送のテレビ朝日「報道ステーション」に出演し、大号泣するという「放送事故」レベルの事態になった。「フィギュア国別対抗戦」の解説者として登場したわけだが、日本選手の成績が振るわなかったため、選手の気持ちになりすぎた結果がこの事態を招いたようだ。

ネット上では「織田さんの優しさが伝わる」「思わずもらい泣きをした」という感想もあるが、「情緒不安定じゃね?」といった批判も出ることになった。

「あの…でへぇ、うっ…うっ、あの…こう」

丸善インテックアリーナ大阪で開催されたフィギュアスケートの世界国別対抗戦。織田さんは会場インタビュールームからの中継に登場し、解説者として試合を振り返った。インタビュアーは元プロテニスプレイヤーの松岡修造さん(53)。

マイクの前に立った織田さんは、初めから目線が定まっておらず、顔がくしゃくしゃだった。

振り付けが海外に行けずリモートになったりし、モチベーションを保つのに大変なシーズンだった、と10秒ほど話し、言葉が出なくなり「ごめんなさい…」と、手で口をおさえた。顔のくしゃくしゃが激しさを増して大号泣モードに入り、途中で大量の鼻水が流れた。

「あの…でへぇ、うっ…うっ、あの…こう、すごい、みんな…ごめんさない…」「僕解説の仕事してるんで、どうしても皆のこと、やっぱ、ちょっと上から話さないといけないというのが、やっぱ、心苦しかったというか」「なんか、偉そうにしゃべってる自分がちょっと、嫌になっちゃって…うっ、うっ、うへぇ」

「こんな情緒不安定なおっさん二度と出すな」

松岡さんは、

「いや、それは織田さんね、それは全然偉そうなんじゃなくて、フィギュアの選手だから感じるんだと思いますよ」「織田さんの思いも感じます。これほどやっぱり大変なね、シーズンだったってことですよ」

とフォローした。そして、織田さんに拳を向けて、

「選手頑張ったんだから!」

と勇気付けた。

この放送に対しTwitterでは、

「信くんと一緒に号泣した~ありがとう、信くん」

「ノブくん ありがとう ノブくんも闘ってたんだね 選手と一緒に」

といった感想が出ているが、これは織田さんファン、フィギュアスケートファンだから感動が伝わっている、とも言える。掲示板には織田さんに対する批判もあり、

「解説の仕事せずに急に泣き出すなんて」

「もはや泣き芸。もしくは情緒不安定」

「こんな情緒不安定なおっさん二度と出すな」

などといったことも書き込まれている。

織田さんは17日、自身のTwitterで、

「昨日は報ステで突然泣いてしまい申し訳ありませんでした」

と謝罪した。

(リンク)

Twitter「号泣してしまう優しい織田くん」(Caffe Latteさん)

https://twitter.com/sjunchan1/status/1383065794532179972

織田信成公式Twitter

https://twitter.com/nobutaro1001/status/1383262665108189191