アニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」第二話冒頭部分に大人気バーチャルYouTuber(VTuber)の「兎田ぺこら」に酷似したモブキャラクター(その他大勢)が出ていたとネットで話題になっていた。同アニメの公式Twitterは2021年4月28日、製作委員会の謝罪文を公開した。

三つ編みの髪の毛にニンジンを刺している

問題となったのは4月15日の放送分。「兎田ぺこら」というのはバニーガールをモチーフにしているホロライブプロダクション所属のVTuber。ニンジンが好きという設定で、三つ編みの髪の毛の中とポケットに、ニンジンを刺している。このデザインは独特のもので、「兎田ぺこら」を知っている人なら一発で気が付く。この独特なデザインを「完璧」に再現した。しかも、「兎田ぺこら」は超人気。チャンネル登録者数は140万人を超えている。放送途中から「ぺこらがアニメに出ている」「アニメに進出だ!」と大きな話題になった。

こうした騒ぎから「兎田ぺこら」は4月16日の生放送「Pekora Ch. 兎田ぺこら」でこの話題を取り上げた。全体的には楽しそうに大笑いしながら語っていたが、内容はアニメ関係者の背筋が凍るようなものだった。

依頼があればモブでも死にかけでもなんでもやる

それはこんなものだ。

自分の知らないところで自分の「亜種」のようなものが登場した。ニンジンの刺し方など「パーフェクト」にデザインされている。しかし表情は暗く耳が折れていた。コラボじゃないからビックリした。自分は「置いてきぼり」を食ったようなもの。自分は依頼があればモブでも死にかけのウサギでもなんでもやる。

「もし、アニメ関係の方々、あと、マンガの方とかそういう関係者の方がいたらお声掛けよろしくお願いします。いつかアニメに入れないかな、って今日はアニソン歌います。これでもしかしたら(アニメのエンディング曲の)エンドロールで、兎田ぺこら役、兎田ぺこら、って載るかもしれない」

 

製作委員会の謝罪文には「兎田ぺこら」さんと関係者、そしてファンに対し深く謝罪するとともに、ホロライブを運営するカバー社に対応を相談したことを明かした。

「カバー株式会社様からご理解をいただくことができ、今後も当該モブキャラクターについては一部修正のうえ、順次差し替えを行い、再放送その他の展開をさせていただく運びとなりました」

としている。

 

(リンク)

モブキャラに使われたことを語る「兎田ぺこら」(3分過ぎから)

https://www.youtube.com/

watch?v=8wXikGGprMA

 

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」謝罪文

https://twitter.com/isekaimaou

/status/1387345855250714631/photo/1

 

ホロライブ公式HP

https://www.hololive.tv/