文部科学省は省内に「デジタル化推進本部」を新設、「教育」「科学技術」分野でのデジタル化、リモート化を進めていくが、その文部科学省の公式Twitterに掲載された1枚の写真がネットで失笑を買っている。

それは「第1回文部科学省デジタル化推進本部」の会議を開催した、とのお知らせ写真。テーブルを丸く繋げ、そこには二十数名の会議参加が座っているが、「誰もノートパソコンを広げてない」「LANケーブルが放置」など、デジタル化会議とは思えない様子だったからだ。

 

ノートパソコンを広げている人は誰もいない、、、

 

菅内閣はIT戦略の要となる「デジタル庁」を新設し、政府一体となってデジタル化を強力に推進する方針を出している。

これを受け文部科学省は2020年9月25日、省内に「デジタル化推進本部」を新設し、「教育」と「科学技術」のワーキンググループを設置した。教育のデジタル化やリモート化のほか、デジタル化に向けた先端科学技術の推進や、文部科学行政のデジタル化の推進も検討していく。

 

その第一回の会議の様子が文部科学省の公式Twitterに9月29日に掲載されると、ネット上でどよめきが起こり、失笑に変わった。テーブルを丸く繋げてそこに二十数名の会議参加者が写っているが、どう見てもデジタル関連を扱う会議には見えないからだ。ノートパソコンを広げている人は誰もいなくて、持って来てもいないようだ。プロジェクターもなく、写真には放置されたLANケーブルも写っている。参加者もだいたいがスーツ姿で、年齢も高いように見え、デジタルの雰囲気もない。

 

Twitterではその写真について、

「て、て、手書きぃーーーっ!!」

「まずはその会議からデジタル化されてみてはいかがですか?紙をやめて、タブレットで資料説明しながら、資料に各自で書き込みながら議論されると、より良い会議が実現できるのではないでしょうか」

「きっと改善後の写真はペーパーレスで、みなオンラインでつながり、議事録はリアルタイムであがり、女性参加者が増え、クールビズになり、クラウドサービス多用するという新時代を見せてくれるんだろう」

「今日一笑った 一日の終わりに笑顔になれました ありがとう」

などといったリプライがされている。

 

文科省「必要に応じてペーパーレス会議を行うこともあります」

 

 

NNJニュースは10月1日、文部科学省デジタル化推進本部に話を聞いてみた。担当者は公式Twitterに様々な意見が寄せられているのを知っていた。

担当者によれば、あの会議は緊急に招集されたもので、10分~15分くらいで終了する予定だった。配った資料も少なかったため、ノートパソコンやプロジェクターなどの用意は必要ないと考えていた、という。LANケーブルが放置されているという指摘については、省内での会議のため無線LANがあり、もともとケーブルは必要ではないのだそうだ。

今後については、

「ペーパーレスの会議はこれまでも開いておりますし、今後も必要に応じてペーパーレス会議を行うこともあります」

と話していた。

 

(リンク)

文部科学省公式Twitter