勤務中に同僚の警察官を交番内に誘い性行為をしたとして2021年5月28日、兵庫県警は同県西宮市の交番に勤務していた20代の女性巡査部長を減給3カ月の懲戒処分にしたことが分かった。朝日新聞、神戸新聞が報じた。

この婦警は20代の巡査長と関係が終わった後、今度は30代の男性巡査部長を誘い署内でキスをした。この3人はいずれも既婚者で不倫だった。府警はLINEで「差し入れに来て」と誘っていた。

巡査部長は「気持ちを確かめたかった」と説明

報道によれば、婦警は不倫関係にあった同僚の20代巡査長を2019年秋、「差し入れに来て」とLINEで誘い、夕方ごろ交番内で性行為をした。2人の関係が終わった後に、婦警は30代の巡査部長と不倫関係になった。2020年3月ごろに当直勤務だった2人は夜に署内でキスをした。婦警が勤務する交番には女性用の仮眠室がないため、夜間は署内で休憩していた。

これは内部告発で発覚したもの。婦警は「けじめがつけられなかった」、巡査長は「うかれていた」、巡査部長は「気持ちを確かめたかった」と説明しているという(朝日新聞)。女性と巡査長は依願退職した。

31歳と21歳の警官が交番休憩室で複数回

実は警察官が勤務時間中に交番内で性行為をするのは兵庫県警にとって初めてではない。尼崎東署警察官が2019年12月から20年2月にかけ、夜間勤務中の交番で性行為をしていたと報道されている。それは当時31歳の男性巡査部長と21歳の女性巡査で、交番休憩室で複数回、性行為をした。理由は「雰囲気に流されて」。巡査部長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分に、女性巡査を本部長訓戒にした。

 

(リンク)

兵庫県警HP

https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/index2.htm