お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(58)が、日本テレビの大晦日恒例特番「絶対に笑ってはいけない」制作休止が2021年3月の段階で決まっていたことを明かした。
巷間ではBPO(放送倫理・番組向上機構)が、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」の審議を8月24日に発表したのが原因とされてきた。松本さんは発表前に休止が決まっていて良かった。そうでなければ「スタッフがバタバタ」と語った。
「あの段階でそもそも無ぇし、と思ってた」
松本さんは9月26日放送のフジテレビ「ワイドナショー」に出演し、「絶対に笑ってはいけない」の放送休止に触れた。この特番は例年3月から、遅くても4月から制作会議が始まる。今年は3月の段階で新型コロナの収束が見えず、この先さらに悪化する可能性があるため制作の休止が決まった、と明かした。9月5日放送の「ワイドナショー」の段階では休止発表の日時は決まっていなかった。番組ではBPOの話題が出て「絶対に笑ってはいけない」はどうなるのか、という話しになった。松本さんはその放送を振り返り、
「あの段階で(笑ってはいけないは)そもそも無ぇし、と思ってたから」
とした。
「BPOに辞めさせられた、と俺も言う」
松本さんは9月21日にTwitterで、
「コロナ禍において【笑ってはいけない】の収録は難しいと去年つよく感じました。クオリティーを下げてまで番組を続けるのは楽しみにしてくれている方々に対して尻より心が痛いです」
と呟いている。そして松本さんは、「絶対に笑ってはいけない」が休止になったのはBPOのせいだと叩かれているとし、
「BPOに辞めさせられた、と、俺も言って行こうかなと思っているんですけど」
と笑いを取った。ただし、これはただのギャグではなさそうだ。松本さんは、
「BPOの発表の前に辞めておいて良かった。(もし制作が進行していたとしたら)スタッフはバタバタ・・・」
と胸をなで下ろしていたからだ。来年以降の「絶対に笑ってはいけない」がどうなるのかは未定だという。
(リンク)
松本人志公式Twitter
https://twitter.com/matsu_bouzu/status/
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